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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「寝室にて 御昼寝編」NO.5
  腕の中でぐったりするシエルが愛おしい・・・
 「本当に早く、孕んで下されば宜しいのに・・・」
 セバスチャンは呟くが、恐らくそれは無理だろう・・・
 嫉妬から、魔力でシエルを女体に変えた。
 歪められたシエルの運命は、狂い出し、
「死」で帳尻を合わせ様とするだろう・・・
 何より、シエル自身が復讐を忘れぬ為に、自らの成長を止めてしまったのだ・・・
 悪魔であるセバスチャンでも、例え、魔王であろうとも、シエルの運命を変える事など、出来ないのだ。
 ちゃんとシエルが、セバスチャンと向き合い、共に生きるつもりと、覚悟がなければ、本当の意味での女としての成長など有り得ないからだ。
 外見を変える事は悪魔でも可能だが、生命の神秘には、太刀打ち出来ないのだ。
 悪魔も万能ではないから・・・
 「嗚呼・・・私の想いは貴女には、残酷過ぎましたか?それでももう、私には、貴女が必要なのですよ・・・孤独でいるのは、もう嫌なのです・・・生きてる貴女と共にいつまでも暮らしたい・・・」
 セバスチャンは、自分の食欲の為に、大勢の人の命を奪ってきた。
 シエルも只のエサに過ぎなかった。
 しかし、今まで、契約してきた主は、自分の欲しか願わなかった。
 悪魔であるセバスチャンを呼び出しておいて、忌み嫌い、シエルの様に「傍にいろ」などと言う命令を下した者など、過去に一人もいなかった。
 シエルは言った。
 「お前だけは、嘘を吐くな!僕の最後まで傍にいろ!」
 寂しい子供の只の我儘として、気紛れに付きあっただけのつもりなのに・・・
 囚われたのは、自分だった。
 悪魔としての自分を嫌いながらも、過去の凌辱の為に、強く生き続ける為に、肌を許した。
 年端もいかぬ少女なら、何度でも、処女を奪ってきた自分だ。
 穢されきったシエルを抱くのに、何ら問題ない筈だった。
 が・・・穢れた器に、清浄な心と精神。
 高潔である魂に触れ、悪魔である自分が、浄化されるのではないかと言う程の異常な体験・・・
 最高で極上な体躯の持ち主だったのだ、シエルは・・・
 空腹を癒す程の、快楽と満腹感をセバスチャンに与えた。
 「シエル・・・お疲れでしょう・・・私も共にいますから、暫く寝ましょうね・・・」
 セバスチャンの囁きも知らずに、腕の中でクゥクゥ・・・とシエルは、寝息を立てていた。
 そんな二人を余所に、階下では、嵐がやってきた。
 
 「ねぇ?シエルは何処?」
 シエルの叔母マダム・レッドだった。
 「これは、ようこそ、アンジェリーナ様。ご夫妻は、只今、御昼寝中でございますれば、暫し御待ち頂けますか?」タナカは、紅茶を差し出し、深くお辞儀をする。
 「御昼寝ですって!?信じられない・・・二人で、こんな昼間から?セバスチャンたら、執事から当主になった途端、自堕落になったんじゃない?どうせ、寝室に籠って、シエルをアンアン言わせてるんじゃないの?」
 未亡人である為、マダムには、多くの男性との淫らなスキャンダルがあった。
 「御言葉ですが、旦那様は、奥様が番犬としての重荷から解放される為に、爵位をお継ぎになられたのですよ。全て旦那様が負う事も可能でしたが、奥様には、せめてファントム社の経営は、御任せしたいとおっしゃられて・・・」
 タナカは、長い付き合いである為、マダムにもはっきり告げた。
 「だったら何?シエルは私の姪でもあるのよ?いつ会いに来ても、碌に会わせて貰えないなんて・・・セバスチャンの横暴よ!」
 果ては、目茶苦茶な事を言い出す始末・・・
 「アンジェリーナ様、貴女は解ってらっしゃるのですか?シエル様が負われた心の傷を癒せるのは、旦那様以外にいないと言う事を・・・私は執事でありながら、訓練して、番犬として生きてきましたが、誰一人として御救い出来ませんでした。シエル様ですら、守れなかった。私一人生きながらえ、罪悪感に苛まれていましたが、旦那様はシエル様を御救い下さった。成すべき事はキチンとしてらっしゃるお二人でございます。新婚であるお二人を引き裂く様に、連日おいでになられる貴女様と劉様の方が、問題でしょうに・・・」
 タナカが珍しく、長々と説教する。
 そう、まだ結婚して数日なのに、毎日、何やかやと訪れる二人なのだ。
 「だって・・・シエルが心配なんですもの・・・ドイツの貴族だとか言うけど、セバスチャンは得体が知れないわ・・・そんな男がシエルの夫になった何て・・・」
 タナカの言い分は尤もなので、シドロモドロのマダム・レッド。
 「今更ですよ、式の前に納得頂いた筈でしょう・・・兎に角、夕食にはお二人ご一緒されますので、それまで、客間でお休み下さいませ。そちらに、執事もいらっしゃいますなら、お部屋の物はどの様にお使い頂いても構いませんので。」
 どんな客が来ても咄嗟に対応出来る様に、一つの客間に、一通りの食材、簡易キッチン、冷蔵庫、果ては、お風呂にトイレが完備されているのだ。
 二人のやり取りを察知したセバスチャンは、二階の夫婦の寝室で、マダムをやり込めているタナカに、感謝したいくらいだった。
 シエルの叔母は二人とも苦手なのだ。
 悪魔である自分の尻を撫で回すマダム・レッドに、髪型が気に入らんと、髪をひっ掴む公爵夫人・・・
 まぁ・・・今はタナカに任せておけばいいと判断し、シエルに腕枕をして、二人とも全裸のまま、眠りに入るセバスチャン・・・
 
 
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