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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「欲情」NO.1
 「でね、伯爵・・・伯爵?」劉が一生懸命、シエルに話かけるが、当のシエルの心に響かない。
 思考の波に呑まれ、劉の声が届かないシエル。
 「坊ちゃん・・・坊ちゃん・・・」シエルを呼ぶ、セバスチャンの声に八ッとなるシエル。
 「何だ?セバスチャン」シエルがセバスチャンを睨みつける。
 「何だじゃありませんよ、折角、劉様が、美味しい紅茶の茶葉の仕入れをして下さると言うのに、心ここにあらずで・・・全く、どうなさったのです?」嫌味の応酬のセバスチャンは、溜息まじりで、ヤレヤレと言う感じだった。
 シエルは、ムッとする。
 「悪かったな、頼りない主で・・・全て、お前に任せる好きにしろ!もう休む・・・」シエルは怒りの余り立ち上がり、居間を後にしようとして、グラリと身体が傾いた。
 「坊ちゃん!」ガシッとセバスチャンに抱き留められ、床に倒れる事は避けられたシエルだった。
 「お熱があるじゃないですか?身体が熱い・・・」抱き締めたシエルの身体は、熱を帯びた様に熱い。
 「大した事はない、離せ!」シエルの熱は、体調不調に因る物ではないからだ。
 (原因を起こしてる本人に触られては、堪らない・・・)
そう、シエルは、セバスチャンに「欲情」しているのだ。
 知られたくないので、別の思考に埋もれていたのに、現実に引き戻された。
 中国人絡みの裏の仕事に今回は、藍猫の力も借りたから、夕食と宿泊の褒美で、もてなしていたのだ。
 「さぁ、早く安静になさらないと・・・」シエルを姫抱っこして、「では、劉様、藍猫様、失礼致します。」セバスチャンは、お辞儀をして、居間を後にする。
 「藍猫、気付いたかい?」「甘い、匂いがした・・・」そう、シエルから放たれた芳香・・・セバスチャンに欲情したシエルの精気が漏れ、溢れた匂いを二人は敏感に感じ取っていた。
 「これでは、伯爵は、二日は寝込むだろうね・・・」劉は、セバスチャンとシエルの情交の情景を想い浮かべ、ほくそ笑む。
 「奪うか?」藍猫は、劉の心を読み取り、本当は、シエルを抱いて、ヨガリ狂わせたいであろう劉に問う。
 「嫌、それでは、伯爵の心まで、我のモノには、ならないからね・・・まぁ、執事君に叶う事などないだろうし・・・止めておくよ、まだ、死にたくないからね」「嘘吐き」藍猫は、劉の為なら、人を殺す事など、何とも思わない。
 例え、セバスチャンが人外であったとしても、自分の命を掛けても、劉の命令は絶対なのだ。
 それだけ「愛しているから」陳腐な言葉かも知れぬが、藍猫にとっては、劉が全てなのだ。
 血の繋がらぬ自分を妹としてくれた劉の為に、どんな命令にも従う藍猫・・・ある意味セバスチャンと同じ人種と言えるかも知れない。
 「愛」の為に、主のどんな理不尽な命令すら、実行するのだから・・・
 シエルの寝室に向かう主従二人・・・
 「何故、具合が御悪いなら、もっと早くおっしゃって下さらないのですか?」セバスチャンは、シエルに問う。
 悪魔でも、人の考えが全て、読める訳ではない。
 「劉達には、借りが出来たからな・・・最高のもてなしで、褒美を与えなくてどうする?」シエルは、熱い身体を持て余しながら、セバスチャンの香りに包まれ、益々、「欲情」してしまっていた。
 「こんな時こそ、弱音を吐いても宜しいのですよ、貴方はまだ、お子様なのですから・・・」仕事優先の子供のくせに、自分を扱き使い、それでも、今は、自分にすり寄るシエルが愛おしい・・・
 「フン、弱音を吐けば、お前の思い通りだろうが?僕に飽きて、興味を失くしたら、お前は僕の魂を喰らい、別の契約者を探すんだろうが・・・」自分で言って、泣きそうになる自分に歯噛みするシエル。
 「貴方は、私を何だとお思いなのですか?忠実な下僕?悪魔で執事?美学だけの悪魔?貴方の狗?恋人だとは、想って下さいませんよね・・・」セバスチャンは、シエルをベッドに降ろし、毛布を掛けようとした。
 途端にシエルはセバスチャンの首に腕を回した。
 「馬鹿!お前悪魔のくせに、僕の心すら、読めないのか?」シエルは、セバスチャンに欲情して、すっかり固くなってしまった自身を擦り付けた。
 ビクッとセバスチャンは、身体を震わせた。
 そんなシエルは、初めてだったから・・・
 「坊ちゃん、まさか・・・」(私に欲情して下さったのですか?)心の中で問いかけるセバスチャン。
 欲しがるのは、いつも自分だけ・・・そんな想いのセバスチャンは、全身で喜びを感じていた。
 自分は、いつでもシエルに欲情していたのに、シエルからは、そんな素振りなど決して見せなかったから。
 「坊ちゃん・・・」セバスチャンは言葉を続ける事など出来ずに、シエルに覆い被さる。
 シエルはいつになく、セバスチャンを求め、素直になる。
 セバスチャンのキスに応え、舌を絡め、二人の身体は熱くなる・・・
 「服を脱げ・・・」シエルのめったにない命令だった。
 否、シエルが命じても、セバスチャンは、シエルとめったに素肌は合わせない。
 シエルは悪魔である自分の獲物だと、線引きしていたつもりなのだ。
 溺れてしまうのが怖くて・・・
 自分が解らなくなっていたセバスチャンだったから・・・
 サーカスの一件で、シエルは過去に囚われ、うろたえた。
 それでも、セバスチャンには、愛しい主であり、悪魔の獲物であるシエル・・・
 「私の名を呼んで・・・」自分に縋りつくシエルが愛おしい・・・食べてしまいたいくらいに・・・
 食事としてではなく、肉欲を満たす為の相手として・・・
 子供なのに、誘拐された一か月で仕込まれた為か、シエルの身体は、悪魔であるセバスチャンを満足させる完全な相性の相手なのだ・・・
 悪魔に本来、性欲など有り得ない。
 神が悪魔を汚らわしいと思うのと、同意語なのだ。
 人の魂を手に入れる為の手段として、肌を合わせるだけなのだから・・・
 何の力も持たぬ存在なのに、契約した途端、過ぎた力を手に入れた輩は、傲慢で、酷い命令すら、セバスチャンに下した。
 「イエス・マイロード」その度にセバスチャンは、魂を喰らう為、願いを叶えてきた。
 しかし、今までの主とシエルは、全く違っていた。
 「執事として、僕に仕えろ、お前は僕の狗だ。下僕となれ!お前は、嘘を吐くな、僕の傍にいろ!」自分を傍に置く主など、今までいなかった。
 セバスチャンは悪魔だったから・・・
 主に与えられた名を呼ばれた時だけ、命令を実行し、願いを叶えた暁には、魂を喰らった。
 最後の時、どんな主も、慈悲を乞い、命を奪われる事を拒んだ。
 中には、エクソシストを使い、自分を退治しようとした主もいた。
 そいつもろとも、二人の人の魂を喰らったセバスチャンだった。
 シエルの命令に手早く服を脱ぎ捨て「これで、宜しいですか?マイ・ロード・・・」逞しい身体を見せつける様に、シエルに全裸を晒すセバスチャン。
 ゴクリとシエルの喉が鳴った。
 セバスチャンに欲情したシエルは、セバスチャンを求め、過ぎた愛撫に全身を仰け反らせ、喘ぐ。
 「ああっ・・・セバス・・・チャ・・・」シエルの幼い茎をセバスチャンの大きな手が包み込む。
 激しく舌を絡め、お互いを貪る様に求め合う。
 「シエル・・・」情事の時だけ、呼ぶ主の名前・・・
 熱くなる身体にセバスチャンも翻弄される。
 悪魔なのに、人であるシエルの身体に感じるなんて・・・
 セバスチャンは、すっかり熱くなった自身ごと、シエルの茎を掴み、扱き擦って、高みを目指す。
 「んっ・・・シエル・・・ああっ」セバスチャンが吐息を荒くして、シエルの茎に擦られ、同時に射精してしまっていた。
 クスクスと嗤い合う二人・・・
 決して、アツアツとは言えない二人・・・
 ラブラブなのかも知れぬが、お互いに負けず嫌い・・・
 「ああっ・・・」シエルの精液で濡れそぼった蕾にセバスチャンの長く、細い指が入り込む。
 「凄い・・・シエル・・・解りますか?もう、二本入っているんですよ・・・」自分の二本の指を貪欲に呑みこむシエルの貪欲さ・・・
 「もう、いいから・・・早く、セバスチャン・・・」グチャグチュ・・・セバスチャンは、シエルの聴覚を犯す為に、指の抜き差しを激しくしていたのだ。
 「ええっ・・・私も・・・限界です・・・」グッとシエルの蕾にすっかり昂った自身を宛がった。
 ズプッとシエルの内部に挿入されたセバスチャン。
 「ああっ・・・イイ・・・もっと奥まで、犯して・・・」シエルは、言葉でもセバスチャンを煽る。
 「全く・・・貴方と言う方は・・・私の想像以上を見せてくれる・・・」激しく律動を繰り返しながらも、セバスチャンにも余裕などないのだ。
 「くっ・・・そんなに締め付けたら・・・もう・・・」シエルの内部が激しく収縮し、セバスチャンを締め付け、快楽の波に沈め様とするシエルの最高の身体・・・
 何度抱いても、飽きる事等ない・・・