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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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ソラノアオNO.12
二人が驚いたシエルの変貌・・・
 「何故、手がお前より大きいんだ(・_・;)」そう、シエルの手は細く長い指を持つセバスチャンの手より、大きくなっていたのだ。
 簡単に解りやすく言えば、年をさらにとっていたのだ。
 セバスチャンが30歳までくらいだとすれば、35歳の外見と言えるシエルの成長・・・
 このままシエルが成長したら・・・
 しかし、セバスチャンは身体がだるく辛いくらいで、シエルに精気を吸われているとは言え、何ら気にする事はない・・・否、気付かぬフリをしていただけ・・・
 「どう言う事なんでしょうか?私には解りかねます・・・」悪魔になった人間など、初めてで、セバスチャンですら、どう対処して良いのか、解らないのだ。
 「お前でも解らない事があるんだな・・・しかし、これからどうすれば・・・」シエルも途方にくれる。
 「取り敢えず、入浴してゆっくり考えましょうか・・・」未だ、シエルの内部に収めていたモノをズルッと抜くセバスチャンだった。
 「んんっ・・・」セバスチャンの滾ったモノが抜かれる時、いつもシエルは感じてしまう。
 ピュッ・・・イってしまったのだ。
 「可愛いですよ、シエル・・・」セバスチャンの熱いキスと、官能の声がシエルの脳髄を刺激する。
 本当は、このままシエルを再び抱きたいのだが、外見が逆転してしまった今、シエルに抱かれる感覚に陥るのだ。過去のシエルに抱かれ、喘がされた記憶が、呼び起こされる。
 悪魔としてのプライドが傷付くのだ。
 取り敢えず、外見は逆転しようとも、悪魔として長く生きてきたセバスチャンは、シエルを軽々と抱きあげ、浴室へと運んだ。
 チャップン・・・バスの中で、湯が跳ねた。
 「どうすれば、手っ取り早く、元に戻れる?」無駄だと解っていても、シエルはツイツイ、セバスチャンに聞いてしまう。
 「そうですね・・・私の精気を貴方が無意識でお吸いになられたのだとすれば、魔力を使えば、元に早く御戻りになられるかと?」「だから、どうやれば?」シエルはセバスチャンの答えらしからぬ答えに苛立つ。
 「ですから、人間を魔力で殺しまくって、魂を喰いまくれば、宜しいかと?」酷い答えを当たり前の様に言うセバスチャンだった。
 「なんだ、それは・・・無理に決まってるだろうが・・・人の魂など、気持ち悪くて喰えん!」そう、シエルは悪魔になっても、人を信じられない。
 触れられるのが怖いとも言える。
 自分に触れていいのは、世界で只一人セバスチャンだけなのだから・・・
 「魔力を消耗すればいい訳だろう?なら、何処かを破壊すればいいんじゃ・・・」「却下!」言葉を言い終えるまでに、セバスチャンに遮られるなど、珍しい事だ・・・
 「魔力をコントロールお出来になられませんのに、世界を破壊したら、どうするんですか?それが出来ていたら、私よりご成長あそばす事など、なかったと思いますよ。」愛しい男は、なかなかに頑固で横柄なのだ。
 「もう、お前は・・・そんなに僕が信用ならんか!取り敢えず、お前から精気を吸わん為にも、SEXなしだ!」「ええっそんな・・・」今度は、セバスチャンがショックを受ける。
 シエルが人であった頃は、抱き壊さない様に、細心の注意を払っていたので、充分な快感を感じる訳ではなく、我慢していたのだ。
 シエルが悪魔になったから、多少無理しても大丈夫なので、想う存分、抱き壊し、小言を言われた事もちらほらあったのだ。
 それなのに、シエルを抱けないなんて・・・
 悪魔のセバスチャンには、辛い事なのだ。
 「何て顔するんだ・・・本当にお前は犬だ・・・仕方ないだろう・・・これ以上、僕が成長していいのか?僕に抱かれたくなったなら、話は別だが・・・」プンプンと思いっきり、頭を振り、否定するセバスチャン・・・
 「ご遠慮、申し上げます。やっぱり、私は、貴方を抱く方が良い。」「遠慮するな」「いえ、本当に結構です(-_-;)」言いながら、二人はクスクスと顔を見合わせ笑う。
 何時になっても、シエルが悪魔になっても、二人の本質は変わらない・・・
 お互いが欲しいくせに素直じゃない二人・・・
 相手をやり込めて、自分が上に立たなきゃいられない二人・・・
 「取り敢えず、上がりましょうか?貴方は、すぐ逆上せなさるから・・・」「フン、身体だけは、充分過ぎる程、大人だ・・・」シエルが言う。
 「フフ・・・身体ばかり大人でもねぇ・・・まぁ、いいでしょう?じっくり二人で考えましょうね・・・ベッドの上で・・・」セバスチャンの意味深な言葉・・・
 「お前・・・解って言ってるのか?もう、しないって言ったんだが・・・」「ええ、解っておりますよ、ですが、もう夜も更けました。私には、睡眠が必要ではありませんが、貴方はお眠りになられますよね?今から、場所を変えるより、寝室の方が近いでしょう・・・それに、もう貴方を襲うほど、体力ありませんので。」セバスチャンの珍しい言葉。
 いつもなら、シエルの承諾もなしに、覆いかぶさり、悪魔の誘惑を吹き込み、身体を開かせ、押し入るのに・・・
 セバスチャンが疲れているのは事実・・・
 しかし、シエルは真相までに辿りつけない。
 考えれば、答えが出ているのに、気付かない・・・
 セバスチャンと自分の永遠の刻が続くと信じて疑わないシエルだったから・・・