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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「レゾンデートル3」執務室編NO.2
「失礼致します。」
 入室して来たのは、タナカだった。
 「旦那様、招待状の追加が届きましたよ」
 タナカの差し出すトレーには、手紙の束が・・・
 ウンザリする二人・・・
 途端に甘い雰囲気を消し去り、ザッと目を通したセバスチャンは、
 「全て、御断りの手紙を書きましょう。社の取引先の方々ではありませんし、大方、新しく爵位を継いだ私を見たいのでしょうし・・・」
 溜息を吐くセバスチャン・・・
 どこどこの伯爵、子爵・・・男爵・・・名前は、よく聞くものの、心象を悪くしたとしても、何ら差し支えのない相手ばかりなのだ。
 一々相手にしていたらキリがない。
 「タナカ、この書類は、発送しておいて下さい」
 先ほどまで、シエルがサインしたり、訂正したりした書類の宛名を書いたセバスチャンは、タナカに封書を渡す。
 「畏まりました。それでは、そろそろ御昼食の御時間ですので、キリが付かれましたら、食堂の方へ・・・」
 「解りました、暫くしたら参りましょう・・・」
 セバスチャンはチラッとシエルを見ていた。
 (続きは改めて・・・)
 目で合図していたのだ。
 シエルは、微かに頷く。
 書類の束を見る前までに昂っていた身体は、今はすっかり収まっているシエルだったから・・・
 もうすぐ昼食だと言うのに、執務室で盛っている訳にはいかないからだ。
 セバスチャンがシエルを求める様に、シエルだってセバスチャンが欲しい・・・
 只、子供である自分の方が、皮肉な事に、理性を制御しやすいのだ。
 悪魔であるセバスチャンが、過去に何人、否、何百人と関係を持っていたかは、定かではない。
 聞けば「嘘を吐かない」と言う契約により、教えてくれるだろうが、敢えて聞きたくないシエルだ。
 不本意ながら、自分の過去は、セバスチャンに知られてしまっている。
 自分自身が望んだ事ではないし、10歳の自分が、複数の大人達に抑え込まれ、無理矢理、力ずくで犯されたのだ。
 当然、快楽など感じる事はなく、SEXは汚らしい欲望の果ての行為との認識が、シエルの中に存在していた。
 女ならば、どんなに抗っても、感じたら濡れる仕組みになっている。
 ただし、心が死んだなら、例え、女であっても、どんなに性技に長けた相手でも、感じる事はない。
 様は、心が肝心だと言う事・・・
 シエルの心の葛藤をモノともせず、セバスチャンは、シエルを女体に変えて、抱いた。
 只、ドルイット子爵に触られたと言うだけの理由で・・・
 心を伴わない無理矢理な行為にシエルの心は、深く傷付いた。
 「愛しています」
 抱いてから言われても・・・
 そこがセバスチャンの悪魔たる所以だろう・・・
 本来なら、シエルの意思を尊重すべきなのに、行動が、先になってしまっていた。
 セバスチャンは焦っていたからだ。
 人でない自分をシエルが愛してくれる訳がないと・・・
 せめて身体だけでも繋がっていたいと、無理矢理な行為・・・
 まさか、シエルが自分の愛を受け入れてくれるとは、思わず、天にも昇る気持ちだった。
 そんな過去をあれこれと思い出すセバスチャン・・・
 「そぁ、大方の書類の整理は出来ましたから、食堂へ参りましょうか。お腹すいたでしょう?」
 セバスチャンは、そっとシエルを抱き上げる。
 「ああ、セバスチャン。食べたら、少し昼寝したいんだが?」
 「そうですね、ここの所、書類整理に明け暮れていましたから、宜しいでしょう。私達が結婚して、タナカが執事に戻ったせいか、使用人達も、なるべく御屋敷の破壊を最小限に留めてくれてますし・・・何より、貴方が倒れられては、大変ですし」
 「お前も一緒だぞ・・・」
 「素敵な御誘いですが、責任御取りできかねますが?」
 チュッとセバスチャンにキスするシエル。
 「馬鹿!誘ってるんだから、いい加減察しろ・・・」
 シエルは真っ赤だ。
 「そうですね、貴方の心に気付けず、申し訳ございません。素敵な御誘い、御受け致しましょう」
 セバスチャンはシエルの額にチュッと軽くキスをして、食堂に向かう。
                        FIN H23.8.16 P9:33
次回「寝室にて 御昼寝編」 
  九条が我慢出来ず、H編に突入致します(-_-;)
  次々と次回からHシーン満載でお送りいたしますので、苦手なお嬢様は、見ないでね(-_-;)