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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「永遠を共に・・・」
  突発SS
 アニメⅡ期ラストのセバシエ
 Rー18部分がありますので、苦手なお嬢様はご遠慮下さいませ(^-^)


    「永遠を共に・・・」
  「坊ちゃん・・・ナイトティーです・・・」
 セバスチャンはいつもの様に、シエルに紅茶を差し出す。
 しかし、それは茶番に過ぎない。
 永遠に続く退屈な日々のスパイスの為の遊戯なのだ。
 それを受け取り、いつもの様に飲むフリをするシエル。
 いつもと変わらぬ日常の筈だった。
 グイッ!
 シエルは、傅く執事の顎を強く引く。
 「ッ!!!」
セバスチャンはうろたえていた。
 シエルから何かを仕掛けるなど、滅多にない事だから・・・
 「クックッ・・・滑稽だな。何だその顔は・・・お前は変わってしまった・・・僕が愛した悪魔はもういない・・・」
 シエルはそのまま、両手で頬を掴み、口付けた。
 噛みつく程の乱暴なキス。
 シエルが変ってしまったからだろうか?
 否、セバスチャンが変ってしまったから、そう感じるだけ。
 シエルは記憶を改竄され、クロードを執事とした時、自分の心をセバスチャンが占めている事に気付いてしまった。
 『愛している』と・・・
 そんな彼を敵と信じる事は出来なかった。
 しかし、皮肉な運命は、二人の間に溝を作ってしまった。
 シエルはどんな運命にも抗い、立ち向かう強い心を持つ人間だったから、気持ちを切り替えるなど容易い事。
 セバスチャンは自分の欲望に忠実な悪魔だったから、立ち直るのには時間がかかる。
 そう、今のシエルは悪魔なのだから・・・
 二度と魂を喰らえない・・・
 永遠に待てを喰らわせられたままの悪魔セバスチャン・・・
 空腹なまま命の糧を喰らう事も出来ない哀れな執事のまま、生き続けなければならなかった。
 しかし、契約の裏をかけば、契約不履行でシエルを見捨てる事も、殺す事すら、セバスチャンには容易い。
 セバスチャンは高位な悪魔なのだから・・・
 ハァッ・・・
 シエルからの一方的な濃厚なキスに、流石のセバスチャンも息が上がる。
 「フフッ・・・悪魔になってみると良い事もあるな。お前のそんな顔は初めてだぞ。いつも自信たっぷりなお前はどうした?」
 セバスチャンに向けられたシエルの言葉は優しい。
 悪魔になったシエルのピリピリしたオーラに使用人達は変わってしまったシエルに、怯えていたと言うのに・・・
 そこには、今まで見た事のない心からの笑顔を浮かべるシエルがいた。
 「坊ちゃん・・・」
 (私はこの方のどこを見ていたのだろう・・・何も後悔しないと言うこの方の生き様に、惹かれて契約したと言うのに・・・)
 魂を喰らえない事実に打ちのめされた自分・・・
 空腹を我慢して執事として仕えた日々・・・
 いつしか、退屈を忘れ、生きる楽しさを見出した日々・・・
 二度とそれらは、戻る事はないけれど、シエルは自分の傍にいる。
 自分が『セバスチャン』として生きる運命を与えてくれた人。
 「坊ちゃん、貴方に永遠の忠誠を・・・私は貴方の執事・・・永遠に共にありましょう・・・」
 セバスチャンは、シエルの手の甲に口づける。
 「何だか、プロポーズみたいなんだが?僕の感違いか?」
 シエルはクスクス笑う。
 「いいえ、私も貴方を愛しております。貴方の傍にいながら、心を過去に置き去りにし、貴方を見なかった駄犬の私と結婚して下さいますか?病む事は在りませんが、何時果てるとも知れぬ怠惰な生を私と続けて下さいますか?」
 「やっと僕を見てない事に気付いたか・・・フゥ・・・駄犬の躾は飼い主の責任だからな。いいだろう、結婚してやろう。最も、悪魔同士の結婚など知らないが?」
 「別に特別な事ではありませんよ・・・では、お許しを頂いたので、失礼して・・・」
 セバスチャンはベッドにシエルを押し倒した。
 「やっぱり・・・しかし、僕が記憶を失うまでは、頻繁にしていた事だろうが!」
 「結婚するのと、しないのとでは、全く意味合いが違ってきますよ。私達は悪魔なのですから・・・」
 「だからどう違う?」
 「貴方を孕ませる事も可能と言う事です」
 ニッコリと笑う笑顔は、以前のセバスチャンで・・・
 「ちょっ・・・ちょっ・・・とだけ待て!そんな事一言も聞いてないぞ!」
 今度はシエルが焦り出す。
 「ええ、聞かれてませんから、言ってません。覚悟して下さいね。今夜は寝かせませんよ。大丈夫です、私達の子でしたら、貴方に似た可愛らしい子が生まれるでしょうから」
 セバスチャンは笑顔でまったく取り合わない。
 「嫌だあぁぁぁぁ~!」
 シエルの叫びは虚しく、セバスチャンはシエルを愛撫し出す。
 「ふっ・・・あっあっ・・・」
 昂ぶる熱に浮かされて・・・
 「気持ち悦いでしょう?悪魔になるとはこう言う事ですよ。快楽に溺れる貴方の顔は美しい・・・」
 セバスチャンはシエルと全裸で抱き合い、愛撫もソコソコに、昂ぶるモノをシエルの内部に挿入していた。
 シエルの内部は嬉々としてセバスチャンを迎え入れた。
 「シエル・・・クッ・・・」
 悪魔になった為か、シエルの内部の収縮は半端ではない。
 まるで、セバスチャンのモノを呑みこむかの様に蠢いていた。
 「ハァ・・・そんなに喰い締めたら、持たないじゃ・・・ないですか・・・」
 セバスチャンには、余裕の欠片もなかった。
 悪魔になってシエルを見ず、心を向ける事なく、無為に過ごした日々・・・
 それらを取り戻すかの様に抱き合う二人・・・
 「お前・・・は・・・僕の・・・モノ・・・仕方ないだろう・・・」
 今のシエル自身が真に求めたモノは、セバスチャンと共にある事生きる事・・・
 全てを終え、自身の最後は、セバスチャンの腕の中と決めていたのに・・・
 狂った運命は、二人に新たな道を示した。
 悪魔として生きる二人に、邪魔な存在は、二人によって排除されるだろう。
 誰にも祝福されぬ悪魔同士の初夜は、今も繰り広げられているのだから・・・
                          FIN
H24.3.9 P2:24
あとがき
 アニメⅡ期後の二人・・・
 シエルが悪魔になってしまい、シエルを見なくなったセバスチャン。
 何か凄く悲しいので、書いてみました。
 シエルの方が、現実を見つめ、微動もしない人生を進みそうな気がします。
 しかし、シエルと心から見つめ合ったセバスチャンなら、シエルと触れ合えなかった分取り戻そうと押し倒す。
 すんなりプロポーズして、初夜と性急なセバスチャン。
 シリアスだったのに、ギャグになったと言う・・・
 甘いかな?
 暗い未来の人間同士のセバシエを書こうとしてましたが、ワードの暴走で
、まだ書けてません((+_+))今度、挑戦します。