2ntブログ
rukifel
  • Author:rukifel
  • FC2ブログへようこそ!
  • RSS
九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
黒執事イラスト

黒執事のカラーイラスト色々


ミニ薔薇色々

ミニ薔薇の写真


リンク

このブログをリンクに追加する


フリーエリア

クレンジングマッサージクリーム


FC2カウンター


アクセスカウンター


楽天バナー

 色々、楽しみな商品


花と猫

DSC_0371
DSC_0371 posted by (C)rukifel


フリーエリア

コンタクト


アクセサリーと本人後ろ姿

趣味のビーズアクセサリーと本人後ろ姿


最新記事


カテゴリ


今日の天気は?


-天気予報コム- -FC2-


最新コメント


COOK PAD

ホットミックスでメイプルクッキー

Cpicon ホットケーキミックスでメイプルクッキー by HAKOにゃん


ご連絡はこちらから

ご意見、ご感想、問い合わせ等にご利用下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:


QRコード

QR


月別アーカイブ


カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

04月 | 2024年05月 | 06月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



最新トラックバック


ブログ・ランキング

ランキングの紹介


プロフィール

rukifel

Author:rukifel
FC2ブログへようこそ!


スムージー

飲んでみたい♥


フリーエリア


QRコード

QR


楽天

楽天の紹介です。


RSSリンクの表示


検索フォーム


おすすめ

かわいい子犬の販売紹介


FC2チャット


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


動画

FC2動画


『スーモ』オリジナルブログパーツ

不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)


絶望の果てにNO.15
「仕方ないだろう・・・それが僕達らしいんだから、グレル・・・」シエルは、懐かしい声に反論した。
 「やっとワタシの事、思い出してくれたって訳?坊ちゃんも可愛そうね・・・悪魔に操られて、踊らされちゃったんだから・・・」グレルは、素直に同情した。
 「グレルさん今回ばかりは、貴方に感謝しますよ、坊ちゃんを二度も失う所でしたから。貴方も役に立つ所があるじゃないですか?」セバスチャンは、嫌味半分に感謝の言葉を述べる。
 「あら、セバスチャンに褒められるなんて♥でもね、本当に感謝するのは、ウィルにしてね。彼が骨を折ってくれたから、クロードに坊ちゃん、喰われなくて済んだんだからね♥」グレルは、ウィリアムの名前を口にした。
 「なんだ、僕の心なんて、あいつには、お見通しか・・・本当に死にたかったのは、事実なんだがな・・・」シエルは、ウィリアムを呼び出し、自分の今の望みを叶える様依頼したのだった。
 セバスチャンに嫌われてまで生きていたくないから、死なせて欲しいと・・・
 ウィリアムは、シエルの頼みを叶える振りをしただけなのだ。
 「グレル・サトクリフ。私達の用事は済んだのですよ、余計な事は言わず、もう、帰りますよ。」ウィルは、淡々と言った。
 「コホン、済まなかったウィリアム。わざわざお前を呼び出したのに、こんな事になってしまって。やっとセバスチャンを取り戻せた、感謝する。」シエルは、滅多な事では、礼を言わない。
 一同、目を丸くして、シエルを凝視していた。
 「な、何だ、その目は・・・セバスチャンお前まで・・・」シエルは、自分を拒絶したくせに、以前となんら変わらない、セバスチャンに抗議する。
 「いえ、珍しいなと思いまして・・・」クスクスと、苦笑するセバスチャン・・・
 「どうでもいいのですが、もう少し、慎みを持たれたら如何ですか?目のやり場に困りますが・・・」ウィリアムは、シエルの痴態を差して、言っているのだ。
 クロードに首筋を舐められただけで、コトには、及べなかったが、シャツをはだけて、何とも悩ましい格好のまま、セバスチャンが抱き締めているだけなのだ。
 「わっ」シエルは改めて、自分の姿に絶句した。
 「坊ちゃん、これを・・・」セバスチャンは、慌てて、自分の燕尾服でシエルを包み込む。
 懐かしいセバスチャンの匂いに包まれ、シエルは、嬉しくなった。
 「やっとお前は、戻ってきたな・・・」「ええ・・・やっと・・・お待たせしました。坊ちゃん・・・」セバスチャンは、人間界にいたシエルの執事だったセバスチャンに戻っていた。
 魂を喰えずとも、シエルはシエルだったから・・・
 「ああっもう、二人だけの世界に入っちゃって・・・ウィル戻りましょ、ここにいたら、お邪魔みたいだし・・・」グレルは慌てた。
 「だから、帰ろうと言った筈ですが・・・」ウィルは、自分の話を聞かないグレルに呆れた。
 「なんだ、まだいたのか、さっさと帰っていいぞ。」シエルはシッシッと手を振る。
 想いが叶った今、邪魔者は、サッサと出て行って貰いたいシエルだから。
 何日、セバスチャンと触れあっていないだろう・・・もう、何年も会えなかった気がする。
 抱き合って、セバスチャンの温もりに一刻も早く、包まれたい。
 言葉が足りず、すれ違ってばかりの二人だから・・・
 「坊ちゃん、解っていらっしゃいますよね?私とセックスすれば、どうなるかって事くらい・・・それでも、宜しいのですか?」セバスチャンは、イチイチ確認する。
 「ああ、何がどうなるか等、とっくに知っている。それでも、僕は、お前が欲しい・・・お前が嫌じゃないならな・・・」シエルは、命令ではなく、選択権は、セバスチャンに与えた。
 「解りました。しかし、貴方も物好きですね、今は悪魔と言えど、元は人間・・・悪魔の子供を産む事はおろか、人間は子を孕むだけで、恐怖を感じると言うのに・・・」潔いシエルに感心してしまう。
 「怖くない訳じゃない・・・それでも、お前が欲しい。お前と離れたくない。僕は愚かかも知れないな・・・」
シエルは、俯いてしまう。
 「いいえ、そんな事ございませんよ。お顔を上げて下さい。こんな私を、貴方を騙し続けた私を求めて下さって、嬉しいですよ。」セバスチャンは、シエルの顎に手を掛け口付ける。
 ピチャッ、クチュ卑猥な水音が、寝室に響く。
 もう、誰も二人を邪魔する者はいない。
 お互いの舌を絡め、貪る様に口付ける。
 (ああ・・・これは、セバスチャンだ。僕の愛した悪魔・・・僕だけの悪魔・・・)シエルは、恍惚とした感覚に包まれる。
 セバスチャンも久しぶりにシエルとのキスを楽しんでいた。
 小さな舌で、一生懸命、自分の舌を吸い、絡め、楽しませてくれる小さい主・・・
 求められて、嬉しくない訳がない。
関連記事

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://culos.blog.2nt.com/tb.php/250-caa2ecd4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)