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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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絶望の果てにNO.17
 絶望の果てにある物・・・それは、果てしない快楽と、本当の幸せの入り混じった複雑な未来・・・
 人であっても、悪魔であっても、未来等、解らない・・・
 解らないこそ、生きていけるのだ・・・輝かしい未来を信じて・・・
 幸福な一生を送る人等、存在するのだろうか?

否、趣味が千差万別である様に、幸せの定義等、人其々・・・
 生きてシエルと愛し合うセバスチャンが幸せなのか、お互いに死んで、同じ所で再び会えたかも知れない、クロードとアロイスの方が、もっと幸せなのかも知れない・・・
 様は、考え方、感じ方の違いで、不幸にも、幸福にもなれると言う事・・・

 「ああ・・・ん・・・」人であった頃と変わらず、シエルはセバスチャンに抱かれ、嬌声を上げ続けていた。
 「坊ちゃん・・・そんなに・・・締めたら・・・クッ・・・」セバスチャンは、久しぶりに味わうシエルの身体に溺れていく・・・
 何度抱いても、穢れないシエル・・・
 それは、自分と同じ醜悪でえげつない存在になっても、変わらない・・・
 何を迷っていたんだろう・・・何故、シエルの手を自分から、撥ね退けたんだろう・・・
 セバスチャンは自身の心さえ、コントロールできない程、シエルに溺れて行く・・・
 「坊ちゃん・・・坊ちゃん・・・私のシエル・・・」切なげな表情は変わらないが、シエルの身体で快感を感じ汗を迸らせ、余裕のないセバスチャンがそこにいた。
 シエルは切なさと、幸せな気持ちとの共存を味わっていた。
 (僕は、悪魔になりたかった訳じゃない・・・でも、それで永遠にセバスチャンといられるならば・・・)セバスチャンの首にしがみつく。
 「シエル・・・もう・・・イっていいですか?あまりの締め付けに持ちませんよ・・・」セバスチャンは苦笑していた。
 シエルが人だった頃は、一方的にシエルを責め、喘がせ、自分が優位に立っていた筈なのに、シエルが悪魔になったせいか、感じ過ぎて、持たないのだ。
 「ああ・・・いい・・・ぞ・・・僕も・・・もう・・・」何度セバスチャンにイかされたか、覚えていないシエルだった。
 お互い抱き合いながら、お互いの唇を求める。
 「ああ・・・セバスチャン」「シエル・・・」お互いの名を呼び、更なる快楽に溺れて行く二人・・・
 セバスチャンは、シエルの腰をがガシッと掴み、律動を激しくしていく・・・
 繋がった場所は、お互いを離さないと言う様に、熱くなり、一つに溶け合っていく感覚に苛まされていく・・・
 「あああ・・・」二人の喘ぎ声が重なり、激しい快楽に包まれ、射精していた。
 シエルの再奥にセバスチャンは、熱い迸りを流し込み、シエルを穢していく・・・
 シエルは、繋がったまま射精したので、セバスチャンの腹を自身の放った精液で穢した。
 繋がったまま・・・過ぎた快感に意識を失う二人・・・
 
 「ねぇ、何で、坊ちゃんの誘いにのってやったの?ウィル・・・」死神派遣協会に戻った二人は、シエルの話をしていた。
 「簡単な事です。例え、シエル・ファントムハイヴが悪魔になったとしても、契約は続行されました。あの害獣に首輪がついてる内は、人の魂を食べる事はないでしょう。悪魔に魂を掠め取られては、堪りませんから、監視して貰ってるだけですよ・・・」グレルは半信半疑だった。
 それでも、シエルの恋心には、共感しているのだ。
 堅物な恋人、ウィルは気マグレで、いつ、その気になるのか、期待しても無駄だったりする。
 セバスチャンは悪魔なので、案外、手を出してくれそうなのに、美学一辺倒で、意外にストイックなのだ。
 シエル一筋なのは、契約だけではない感情が、介在している事くらい、とっくに気付いていたグレルだ。
 自分の気持ちにまったく気付かない、無粋な恋人を持ったシエルにうっかりと同情してしまう。
 「坊ちゃんも苦労するわね・・・女はいつも耐えるだけなのかしら・・・」グレルは、一人言を呟く。
 「さぁ、グレル・サトクリフ。事の顛末の始末書、書いて提出しなさい。」「へっ?何でワタシが・・・神と相談してクロードを坊ちゃんに派遣したの、貴方じゃない?ワタシ関係ないわよ(・_・;)」「何言ってるんですか?貴方がアロイス・トランシーの魂、狩らないから、今の状態になったんじゃないですか?では、宜しく、お願いします。」ウィルは、グレルの言い分等、聞く耳もたなかった。
 さっさと部屋を退出して、何処かに行ってしまうウィルだった。
 「ああ・・・ん・・・ウィルは冷たいんだから・・・でも、そこがいいんだけど・・・」ガキのシエルと変わらない・・・恋に溺れた者は、相手に振り回されるのも、悦びに感じるのだから・・・
 「坊ちゃん、もう二度とセバスチャンを離さないでね・・・」祈りにも似たグレルの言葉・・・
 想いが通じない程、辛い物はない・・・グレルは経験から、シエルに同情するのだ。
 悪魔になった今、シエルが人の魂を喰わずにこのまま、生きていけるのか?
可能性は未知数で、誰にも、結末等解らない・・・
 只、生きて、二人で幸せになって貰いたいと思うグレルだった・・・
 
 
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