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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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僕の願いNO.9
「そんな事ある訳ないじゃないですか?女性が良いなら、貴方はとっくの昔に、女体になってますよ・・・契約に縛られる私には、そんな事出来ませんし・・・」
 セバスチャンはハァ・・・と溜息を付く。
 人間だった時にシエルは、セバスチャンの行動に制約をかけた事もなかったのに、同族になったばかりに、あれこれ知りたがったり、つまらない理由で、急に不機嫌になり、自分を振りまわすのだ。
 「愛しい」
 この感情を知る今では、それすらも愛おしい・・・
 「いつも言っているでしょう・・・私は貴方しか要らないと・・・例え、その魂を二度と喰らえなくても、貴方だけを永遠に愛しましょう・・・」
 セバスチャンに嘘はない。
 愛したから、シエルの望みを叶えてやりたかったが、それすらも、最早、見果てぬ夢・・・
 「解ってる・・・お前は、いつだって僕の為に身体を張っていたから・・・しかし、許されない事をしていた自覚はあるだろうなぁ?」
 「ええ、マイ・ロード貴方のお気が済まないとおっしゃられるなら、どの様な罰も甘んじて受けましょう・・・」
 セバスチャンは膝に抱いたシエルの唇に、己の唇を重ね様とする。
 「ちょ・・・ちょっと・・・人前で何盛り上がってるのよ。いい加減にしてよね!」
 グレルは怒りで怒鳴る。
 「おや?まだいらっしゃるとは・・・これからは、坊ちゃんのお食事タイムですから、まだまだ過激になりますよ?御嫌でしたら、とっとと出て行って下さいね♥」
 ニコヤカでも、目は笑っていない。
 「本当に害獣は、節操のない・・・いいでしょう・・・人の魂を食べないと言うのなら、葬儀屋様に免じて、ここは引きましょう・・・さぁ、グレル・サトクリフいつまでもここにいても、時間の無駄です。帰りますよ」
 ウィリアムは、悪魔が睦合う姿など見たくないと、部屋を後にする。
 「イヤーン、ウィルったら、ちょっと待って・・・」
 自分の事など、利用するだけのセバスチャンに憎らしさを感じながらも、グレルは構いたくなるのをグッと我慢する。
 ウィりアムに逆らって謹慎はしたくないから。
 「ヒッヒッヒッ・・・面白いねぇ、実に面白い・・・執事君を伯爵が執拗に求める姿を見てみたいけど、これ以上いたら、お邪魔だろうからね。伯爵、二人だけでいるのに飽きたら、店を訪ねておくれよ。いつまでも待っているからね」
 アンダーテイカーは、不気味な笑いを貼り付け、出て行った。
 シエルがグイッとセバスチャンのネクタイを掴み、自分に引き寄せる。
 無理な体勢のセバスチャンにお構いなしで、シエルは唇を貪る。
 スイーツを食べれなくなったシエルには、セバスチャン自身が甘いスイーツなのだ。
 チュッチュッと音がして、唇を離すセバスチャン。
 「坊ちゃん、寝室へ行きましょうか?」
 セバスチャンは律義に聞いてくる。
 「一々確認をとるな、恥ずかしい奴だ・・・まぁ、その方が、ゆっくり出来るし。もう死神の奴らの邪魔も入らないだろうしな・・・」
 シエルはセバスチャンの提案に同意した。
 少し前まで、セバスチャンを散々、抱いたシエルだったから、お仕置きも兼ねて、今度は自分が、喘がされるのだろうと、ゾクゾクと背中を震わせるシエル。
 「覚悟しておられましょうね」
 「何の話だ?」
 シエルはアクマでとぼける。
 「まぁ、いいでしょう・・・貴方から、愛の囁きはないだろうと、想ってはいましたから・・・」
 セバスチャンの寂しげな言葉・・・