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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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僕の願いNO.12
チュッチュッとキスを交わす。
 今まで散々、キスしたし、抱き合ってきたのに、今の気分は、清々しい。
 柵を捨て、悪魔として生きるシエルだから・・・
 迷って戸惑い、シエルを見失っていたセバスチャン・・・
 「坊ちゃん、もう二度と離して差し上げませんよ。嫌だと言っても、二度と私からは逃げれません。私の不手際で貴方を苦しめましたが、これから先は共に在りましょう・・・この身体朽ちるまで・・・」
 「ああ、それでいい・・・僕にはお前だけいればいい・・・他には、何も要らない・・・」
 シエルの心からの言葉・・・
 シエルの本当の願いは、セバスチャン自身を手に入れる事。
 身体だけでもなく、心も魂も全て、自分のモノにする事・・・
 「ああっ」
 セバスチャンは、猛った雄を行き成り、シエルの内部に挿入させた。
 「はぁっ・・・シエル・・・あまり・・・締めて・・・」
 セバスチャンの端正な顏が歪む。
 何度抱いても、穢れない純白と、蒼いオーラに包まれた、高潔な魂の持主だったシエルの内部は、セバスチャンのモノを喰い締め、離さない。
 熱く絡み付き、奥へ奥へと誘い込む。
 「ああ・・・んんっ・・・セバスチャン・・・」
 「快いですか?シエル・・・」
 「ああ・・・気持ちイイ・・・お前は?」
 「ええ、貴方は最高ですよ。貴方は悪魔になられても、少しも変わらない・・・私が貴方の本質を見失っていただけ・・・これからも私と共に生きて下さりますか?」
 セバスチャンのプロポーズの様な言葉・・・
 「お前が心底望むなら、僕はお前と共にある。二度と離してやるもんか!もう身体が成長する事もない・・・それでも、僕に飽きないと言うなら、最後の刻まで一緒にいてやる!」
 「もう、何でそんなに威張っているんですか?ベッドの中では、私は貴方の夫ですよ?もう少し可愛くおねだりして下さい。少しも素直じゃないんですから・・・」
 セバスチャンは、苦笑していた。
 「ふふんっ、こんな僕を好きになったのは、お前だろうが?僕が妻だと?どちらかと言えば、お前が妻じゃないか?掃除、洗濯、家事全般お前だったし、仕事してお前を養っていたのは、僕だからな!」
 「はぁ・・・減らず口だけは、一人前ですね・・・もう、私が妻でも構いませんから、動きます」
 大人の身体に戻ったセバスチャンは、もう待てないとばかりに律動を開始する。
 「ああっ・・・ああっ・・・」
 快楽に翻弄されるシエルを責め立て、気分の良いセバスチャン。
 人間だった頃の蒼い瞳で見つめられると、ドキリとしてしまう。
 「貴方は永遠に私のモノ・・・」
 「お前は永遠に僕のモノ・・・」
 互いが互いを欲し、同族の悪魔に堕ちてまで、求めた心・・・
 今、シエルの本当に欲しいモノが手に入った瞬間・・・
 (やっとお前が僕に堕ちてきた・・・)
セバスチャンの激しい愛に翻弄されながら、シエルは抱き付き、今を受け止める。
 「誰にもお前を渡さない!」
 狂おしいまでの恋心・・・
 二人はいつまでも、きつく抱きあうのだった。                 FIN  
          あとがき
 子供になってしまったセバスチャンを翻弄するシエルが書きたかったんです(-_-;)
 シエセバから始まり、セバシエで終わる・・・
 うちの坊ちゃんは過激ですので(-_-;)
 死神三人組を出せてルンルンです♥
 個人的には、ウィリアムが大好きです♥♥♥
 捏造、妄想ブログですので、悪しからず。
 これからは、ゆっくりゆっくり、セバシエ書いていきます(-_-;)