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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「夢の中から・・・過去から・・・」NO.1・2
FC2小説サイトに書きかけで、放置していた過去のセバシエ
 夫婦設定シエル女体化、捏造・妄想にご注意くださいませ(*^_^*)

 過去から
 ここはファントムハイヴ家の一室、シエルの寝室。
 シエルは寝室でスヤスヤと眠っている。
 「やれやれ・・・坊ちゃんは何を考えておられるのか?」セバスチャンはため息をつく。確かに
シエルの寝顔は可愛い、しかし、今の状況は異常としか言いようのない状態なのだ。
 執事である自分が主人のベッドの中で主であるシエルに腕枕をしているのだから。
 しかも、全裸で。床には自分がシエルに言われるまま脱ぎ散らかした燕尾服とかシャツが
散乱していると言う有様なのだから。
 悪魔は本来、享楽に貪欲でシエルが初めての相手である筈がない。
 シエルも頭では理解していても、心の中では貪欲で残酷な感情に支配されてしまうのだ。
 セバスチャンを独占したいと・・・。
 出来ればセバスチャンが過去に関係した全ての人間を消し去ってしまいたい程に、ドロドロ
とした心を締め付ける嫉妬の感情に支配され、今夜の様に全裸で抱き合う事を強要してしまうのだ。
 「命令だ!」の一言で・・・
 「貴方は気楽でよろしいですね。私がどれだけ我慢しているのか、解ってらっしゃるのですか
?貴方を壊さない様に加減していると言うのに、こんなに私を煽って・・・」
 シエルは寝相が悪い・・・。
 コトが終わった後の火照った身体の熱はなかなか冷めないものだ。
 自分からセバスチャンを欲しがって、散々に喘がされ、抱かれたシエルは疲れ果て、眠っている。腕の中でスヤスヤ眠るシエルは愛おしい。
 が・・・シエルの足が自分を煽るのだ・・・。
 さっきまでシエルの秘孔に潜り込んで、シエルを何度も達かせていたセバスチャン自身に当って・・・もちろん、無意識ではあるが・・・。
 「せめてスラックスだけでも、履かせていただきたかったのですが・・・」
 セバスチャンはハァとため息をつくしかなかった。
 シエルは深い眠りにおちている・・・
 いつ目覚めるとも知れぬ深い眠り・・・過去の自分に同化して・・・
 「ミカエリス公爵がいらしたわ。」ある貴婦人がウキウキしてはしゃいでいる。
 「ファントムハイヴ伯爵ご夫妻はいつ拝見しても、麗しくていらっしゃる。」貴族達が騒いでいる。ザワザワと感嘆の声が漏れる。
 貴婦人は美しい伯爵を紳士は、伯爵夫人を見つめてうっとりしているのだ。
 「奥さん、大丈夫ですか?疲れてらっしゃいませんか?」伯爵はシエルそっくりの妻に優しく問いかけた。
 「貴方、大丈夫ですわ。」ニッコリと伯爵夫人は微笑んだ。
 咲き誇る白薔薇の如く清らかな笑顔。
 ミカエリス公爵と呼ばれていたセバスチャンそっくりのファントムハイヴ伯爵は穏やかな笑顔を愛妻に向けた。
 ワルツが始まり優雅な仕草で軽やかにファントムハイヴ夫妻は輪の中に消えていった。
                                      更新日:2010-04-11 00:18:40


「やっと戻れたのね・・・」ファントムハイヴ伯爵夫人はため息をついた。
 彼女は自分の務めを果たした事に満足していた。
 「奥さんお疲れ様でした。日々ダンスが上達してきましたね。ウットリする程華麗なステップ
でしたよ。」ミカエリス公爵と呼ばれていた夫が微笑む。

 「これで貴方の子供が出来たなら、お父様が喜んで下さるのに・・・」夫人が嘆いた。
 「仕方ありません・・・こればかりは神の御心のままに・・・」夫が祈る様に囁いた。


 結婚して二年になるが、夫人に妊娠の兆候はなかった。


 夫人がクスクスと笑った。

 「貴方からそんな言葉を聞くなんて・・・」ブルネットの長い髪をたなびかせて清楚な雰囲気で
明るく微笑む夫人。

 「ああ・・・そんなに私を困らせないで下さいね。貴女を愛しているから、貴女を手に入れる為に愚かにも神に縋る真似をしてしまった私を・・・」夫は妻を抱きしめた。
 人外の身では人間でしかない妻の命を奪ってしまう。
 そっと抱きしめる。
 「ああ・・・貴方わたくしも貴方を愛してしまったからいけないのよ・・・例え神に裁かれようとも
わたくしは貴方と共に生きていたい・・・貴方を失っては生きていけない・・・」
 妻は夫が何者でも構わなかった。
 愛した男が人間でなかっただけだから。
 夫は優しく妻の唇に自分の唇を重ねていった。
 命を奪い自分と同じ種族にするのは容易かった。
 しかし、愛しているから出来なかった。

 長い年月を生きてきた彼にとって、たかが人間の女の命など無に等しい存在だと言うのに・・・
 自分自身の行動に驚くばかりだった。
 しかし、自分自身が生きる為には、妻を抱くだけでは無理な事は解っていた。
 少しずつ夫の唇が下に下がっていった。
 やがて白い首筋に辿り着くと夫は以外な行動に出た。
 深い眠りについていた筈のシエルは過去に同化して飛び起きた。


 「ああ・・・」ガバッと急に毛布をまくって飛び起きたシエルにセバスチャンは慌てた。

 「坊ちゃん、如何なされましたか?汗をこんなにかかれて・・・大丈夫ですか?」今のシエル
は冷静なセバスチャンの声が癇にさわった。夢の中で自分を抱きしめていた男と瓜二つ
だったから・・・。
 優しく抱きしめられた。
 いつも自分を翻弄して決して手の内を見せない憎い男・・・

 「愛しています・・・貴方だけを・・・坊ちゃん・・・」いつもいつも耳元で囁かれる度に切なさに
胸が締め付けられるシエルだったから。
 急にムカムカしてシエルは怒りに任せてセバスチャンの首筋に咬みついた。
 夢の中の男が自分にした事と同じ事を・・・
 「つっ・・・坊ちゃん痛いですよ・・・まだ、ご満足戴けてなかったのでしょうか?」
 どこまでも冷静なセバスチャンに腹の立つシエルだった。
                                      更新日:2010-04-11 00:19:29