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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「僕の隣で…」突発SS
頭の中でふっと考えたネタです。
 少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
 出会いの頃のセバシエの一日の終わり。
 まだR-18ではありません。


  「僕の隣で…」
 「坊ちゃんナイトティーを…」
 それは、セバスチャンとシエルが契約して数日の一日の終わり。
 「今日は静かだな?もう片付けたのか?」
 「ええ…何故か今日は奥ゆかしいお客様みたいで、全て完了致しております」
 「では後、残ってる仕事は?」
 「貴方のお茶の食器の片付けと、見回りくらいですかね」
 「なら、終わったらここへ戻れ」
 「は?」
 セバスチャンは怪訝な顔だ。
 「ここの所、忙しかったから、褒美をくれてやると言うことだ。いい加減察しろ」
 シエルは下を向いて、照れている。
 「いつになく、素直でらっしゃるから、気付けませんでした。申し訳ございませんでした。では、片付けてまいります」
 シエルから空のティーカップを受け取り、セバスチャンは退出した。
 命令を実行する為、足早にキッチンに戻る。
 驚異的な早さで、食器を洗い、片付け、屋敷の見回りに行く。
 素直なシエルは貴重なのだから…
 全てチエックすると、シエルの寝室をノックした。
 「入れ!」
 「失礼します」
 シエルはベッドサイドにクッションを重ね、凭れながら読書をしていた。
 「終わったのかここへ来い!」
 命令口調で、シーツを捲り、セバスチャンのスペースを示す。
 「それでは、坊ちゃん」
 セバスチャンは、手早く燕尾服を脱ぎ棄て、ネクタイを外し、ベストも脱いでいた。
 すぐ行動に移せる為に。
 暫くお預けを喰らっていたのだ。
 セバスチャンは、もう待てない。
 「坊ちゃん、今日こそは覚悟して下さいね」
 言いながらシエルをベッドに押し倒し、覆い被さる。
 暖かい身体を抱き締め、今から自分の自由に出来ると、舌舐めずりする悪魔。
 クゥ、クゥと聞き慣れない音が…
 シエルだった。
 

「そんな坊ちゃん、今夜もまた…本当に貴方は嘘つきです!」
 愛しい契約者を抱き締めたまま、しがみ付かれ、身動きのとれない悪魔セバスチャン。
 子供な主は、愛しい悪魔を抱き締めたまま、安らかな眠りにつく。
 シエルを守る為の悪魔に、抱き締められて…
 自分の息子すら慰める事の出来ない地獄。
 「坊ちゃん貴方は私の息子の様なモノ…でも私の息子は…」
 自慰すら出来ず、眠る事も出来ない悪魔は、悶々と朝を迎えるまで、長い刻を過ごした。
 腹いせに、朝、目覚めたシエルを味わったのは、言うまでもない。
 それは、またのお話。
                             FIN
H24.2.3 P10:58