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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「夢の中で眠れ」3
 旦那が使うと臍を曲げるPC・・・
 何とか電源落としたりして、回復(*^_^*)
 小説完結編・・・次回からは、
 「過去からの呼び声」「第四章 別離」書き始めます。
 まったくの二次創作で、パラレルも良いとこなので、原作のイメージを大事にするお嬢様は、
決してお読みになりません様に・・・
 


        「夢の中で眠れ」3
 ギシギシとベッドは二人分+卵の重さで、軋む。
 「ああんっ・・・セバス・・・だめ・・・」
 「何が駄目なんですか?貴方のココは、こんなにも私を咥え込んで、離さないと言うのに・・・」
 自分達の卵に嫉妬するなど、愚の骨頂・・・しかし、今のセバスチャンには、卵の存在が疎ましくて仕方がない。
 一度は失ったシエルの魂・・・二度と、喰らう事は叶わずとも、身体を重ねる事により、多少の飢えは満たされるのだ。
 セバスチャンは高位の悪魔である為、人を抱かずとも、生きていけた。
 淫魔の様に、浅ましく精気を喰らわずとも、生きていけた筈だった。
 (どこで、道を誤ってしまったのでしょうね、私は・・・)
 セバスチャンは、シエルの身体に溺れてしまった自分が解らない。
 クロードは、シエルの血を舐めて、アロイスの魂より、シエルの魂を喰らう事に興味を持ち破滅した様に、ハンナもシエルの魂ごと契約し、アロイスの望みを叶える為、自らの命を代償に、シエルを悪魔に変えた。
 勝利したのは、アロイスなのだろうか?
否、真の勝利者は、シエルだろう。
悪魔三人を手玉に取り、破滅させたのだから・・・
「ダメ・・・卵が・・・」
「そんなモノ・・・貴方が大事にする価値などない!」
セバスチャンは、シエルを背後から押し倒す。
当然シエルの全体重が卵にかかる事になり、ミシミシと嫌な音をさせていく・・・
セバスチャンの律動は、留まる事を知らず、早まっていく。
「ダメ・・・ダメ・・・」
シエルの声は、喘ぎなのか、悲鳴なのか解らなくなっていった。
パァン・・・
凄い音がした。
「ちゃん・・・坊ちゃん・・・」
遠くから、声がした。
「坊ちゃん!坊ちゃん!大丈夫ですか?」
ハッ・・・
「セバス・・・た・・・卵が!」
「卵?いったい何の事なのですか?貴方は酷く魘されてらしたから、起こしましたのですが?」
目の前のセバスチャンは、不思議そうにシエルを見た。
「夢だったのか・・・あんなリアルな・・・」
「大丈夫ですか?坊ちゃん・・・ああ・・・こんなに汗をかかれて・・・タオルを御持ち致しましょう」
ベッドを降り様としたセバスチャンは、シエルにガシッと腕を掴まれた。
「行くな!怖い夢を見たんだ。傍にいて欲しい・・・」
「御意。では、お傍にありましょう・・・」
セバスチャンは、汗で張り付いたシエルの前髪を優しく掻き上げた。
シエルと契約した時から、見慣れた魘されるシエルの姿は、辛いモノがある。
愛していると言う自覚はある。
しかし、悪魔である為、優しく出来ているのかは、不明だ。
優しくありたいと思うが、どこまですれば、優しいのかなど理解出来ないセバスチャン。
「大丈夫だ・・・心配しなくていい・・・充分優しいぞ・・・」
シエルも悪魔になったのだ。
セバスチャン程ではないが、抱き付いた相手の心を読む事など、造作もない。
「そうですか?私には、人の心など解りません。貴方は未だに、人の心を御持ちですので、悲惨な過去の思い出に縛られるのでしょう?この忌々しい焼印がある限り・・・」
セバスチャンの嫉妬は、シエルが監禁されていた時の焼印に向けられた。
既にセバスチャンはシエルとの契約を終わらせていたのだ。
最早、復讐する相手もいない。
焼印を残す必要などない。
「お前がこの焼印が気に入らないなら、消せばいい。今はもう意味のないものだからな」
望みを叶えた今、シエルには、身体に焼印があろうが無かろうが、いつまでもセバスチャンを縛り付けておけるのだ。
契約は永遠に続く・・・
「では坊ちゃん・・・うつ伏せで暫く我慢していて下さい。少しは痛みますよ」
「痛くしていい・・・僕はお前に魂を渡す時、そう言った筈だが・・・」
セバスチャンはシエルの焼印の上で、自分の手首を噛み、血を垂らす。
ジュッ・・・ジュッと言う肉の焦げた匂いが寝室に立ち込めた。
「くっ・・・ああっ・・・」
 シエルの焼印が、セバスチャンの血によって、焼かれていくのだ。
 「本当に貴方は、私を退屈させて下さらない・・・いつでも虜にして、私を堕としめる・・・私はもう、貴方から離れられないと言うのに・・・」
 気高き魂は、二度と自分のモノにはならない。
 喰らう事は出来ない。
 だからこそ、価値がある。
 傍にいる意味がある。
 例え、その先に、破滅が待っていようとも・・・
 ピチャ・・・ピチャ・・・
 シエルの焼印を焼いた痕をセバスチャンが舐めている。
傷口を舐めているのだ。
悪魔になったとは言え、多少の苦痛をシエルも感じていた。
「ふっくっ・・・」
目尻には、涙が滲んでいるのを、自分の手を噛んで耐えるシエル。
「坊ちゃん、終わりましたよ・・・。ああ、貴方はご自分の手を噛んで耐えてらっしゃるなんて・・・」
セバスチャンはシエルの手の傷口を舐めて、治癒していく。
クロードを一瞬で虜にしたシエルの血・・・
悪魔になっても、変わらないシエルの甘い血・・・
「さぁ、こちらも綺麗に治しましたよ。これでもう、貴方を誰かに奪われる心配がなくなりました。どんな夢をご覧になってらっしゃったのです?卵とは、何なんですか?」
シエルは夢の内容を話していた。
セバスチャンは、自分の胸元に抱きながら、じっとシエルの言葉に耳を傾けていた。
「そうだったのですか?私だったら、自分達の卵に嫉妬など致しませんよ。貴方が産んで下さった私の子ですからね。ですが、私の本性が大鴉であっても、貴方はハンナさんの魔力を受け継いだのですから、薔薇の悪魔でしょう。でしたら、きちんと人体形で産まれてきますよ、きっとね。」
セバスチャンはシエルの不安を取り除く為に、優しく諭す。
本来、悪魔同士で婚姻するモノは稀だった。
しかし、まったくいないと言う訳でもない。
鳥類に属するセバスチャンだが、基本、人体形に近い形で生活していたのだ。
卵で産まれてくるなど、有り得ない。
聞いた事もなかったから、言ったまで。
「そうか?僕は夢に囚われて・・・しかし、リアル過ぎて、お前が怖かった・・・」
「心外ですね・・・前の私じゃあるまいし、今は優しくさせて頂いておりますのに。ですが、とても嬉しかったのですよ、シエル・・・貴方が私の子を産み、大事に卵を温めて下さってたなんて・・・それでは、夢を現実にして差し上げましょうか?」
「ああ、僕の悩みなど消し去って欲しい・・・お前自身で、僕の不安を取り除け!例え・・・その・・・僕にお前の子供が・・・宿ってもいいから・・・」
シエルは、伏し目がちに命令した。
「イエス・マイ・ロード。貴方には、この世の最上の快楽を・・・私達の子を孕ませてみせましょう・・・」
セバスチャンは微笑みながら、シエルに口付けた。
 チュッチュッと軽いキスから、口腔を貪る程の深いキスを・・・
 シエルの理性は次第に蕩けていった。
 胸の赤い果物に吸いつくと、甘い声が上がる。
 「ふっ・・・はっああん・・・」
 セバスチャンのはしたない下半身が、ズクンと固く、熱くなる。
 いつの間にか、全裸で抱き合い、互いの熱を感じる様になっていた。
 重ねた身体は密着し、軽く汗ばむ。
 どんなに絶世の美女と抱き合ったとしても、セバスチャンが汗を掻く事など有り得ないと言うのに・・・
 次第にセバスチャンの舌と手は、シエルの下腹部に下りてくる。
 セバスチャンの愛撫を待ち望み、フルフルと震える幼茎が可愛らしい。
 パクッとセバスチャンに咥えられたら、シエルは堪らない。
 「ハァッン・・・」
 艶めかしいシエルの声に、セバスチャンも待ちきれない。
 「シエル・・・もう・・・挿入して宜しいですか?」
 「一々聞くな・・・恥ずかしい。僕はお前のモノなんだろう?好きにしていい」
 「では、マイ・ロード、いきますよ!」
 ズプッ・・・
 「はっあぁぁぁ・・・」
 セバスチャンの昂ぶりに貫かれ、シエルは喘ぐ。
 深く深くセバスチャンに奥の奥まで、刺し貫かれ、シエルは翻弄される。
 激しくなる律動にシエルは意識を持っていかれる。
 「ああ・・・シエル私には、貴方だけ・・・私は貴方に縛られる永遠に・・・」
 シエルの内部の悦さに、セバスチャンも意識を持っていかれる。
 悪魔なのに、産まれた瞬間から悪魔のセバスチャンですら、シエルの魅力に叶わない。
 「僕にもお前だけだ。僕はお前しか要らないって何度も・・・言ってる・・・のに・・・」
 セバスチャンに揺さぶられながらも、シエルは、凛としている。
 二つの影は、永遠に離れる事なく、いつまでも重なり合っている様だった・・・
 深く浅く、セバスチャンはシエルの内部を穿ち、感じさせ、何度もシエルに絶頂を迎えさせた。
 どんなに愛しても、交わる事のなかった二人の想いは、時を超えて重なり合う。
 自分達の知り合いが死に果てた今でも、二人は睦み合い、愛し合う。
 永遠にシエルの時は13歳のまま、止まっている。
 セバスチャンの愛した刻のままに・・・
 二人の子がシエルに宿るまで。
 永遠に愛し合う・・・     FIN H24.2.20 P10:45
      あとがき
 結局、シエルの夢オチと言うストーリー・・・
 もっとエロ書きたかったけど、今回は思い浮かばす、こんなもんで、お許し下さいませ(^-^)
 うちのセバシエはラブラブなのに、結局シリアスに落ち着く・・・何で?
 私と旦那は今はギャグの夫婦だったりします。
 セバシエが大好きで、大好きで仕事中も妄想・・・仕事はきちんとしていますので、御心配なく・・・
 甘い甘いセバシエ一杯書きたいのに・・・
 セキセイインコの卵から思いついたネタで、原作から派生したネタではございません(>_<)
 シエルがわんわん泣いてセバスチャンに宥められる所入れられませんでした。
 次回作、以降にリベンジ(*^_^*)
 少しでも、ご覧になって下さったお嬢様の心に残ります様に・・・