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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「愛は牢獄」2
　リンクの「葉巻型特異点の形成」の、くろ様に捧げます。
　リクエストありがとうございました（*^_^*）
　続きを少し、書いてみました。
　少しでも楽しんで頂けたら、幸いです（*^_^*）
　R-18ですのでご注意を・・・　　　　　　
　　　　　　　　　「愛は牢獄」2
　「あっ・・・あっ・・・」
　セバスチャンの激しい突き上げに、シエルは喘ぐ。
　「坊ちゃん・・・」
　セバスチャンも汗に塗れ、シエルの最奥まで、己を挿入し続けた。
　「ハッアアン・・・」
　艶めかしい声・・・
　セバスチャンの背筋にゾクゾクとした何とも言えぬ、官能的な感情が湧きあがる。
　シエルは悪魔になってしまった為、永遠に13歳のまま・・・
　未来永劫、成長する事はない永遠の少年・・・
　そんなシエルを抱くのだ。
　悪魔であるセバスチャンに取っては、背徳的な行為程、楽しい。
　快楽に溺れる事を禁忌とするよりも、悪魔に取っては、悦びでもあるのだ。
　「もう・・・セバスチャ・・・」
　シエルは、セバスチャンに強請るが、一向に解放される気配は見られない。
　セバスチャンは、シエルを快楽に溺れさせる事で、自分の官能を高めているのだ。
　「まだまだ・・・私は・・・満足・・・してま・・・せんよ・・・」
　言葉と裏腹に、シエルの強烈な締め付けに、セバスチャンも限界を迎えようとしていた。
　感じ過ぎるのだ。
　シエルを初めて抱いた時から・・・
　溺れているのは、自分からかも知れない・・・
　シエルが自分と身体を重ねるのは、只の義務だとセバスチャンは、気付いていた。
　それでも構わなかった。
　悪魔だから、複雑な感情など持たないのだ。
　しかし、シエルの魂を奪われ、ワザワザ、トランシー邸を訪ね、自身を偽り、小汚い格好で、シエルの魂を封じ込めた指輪を取り返した時から、二人の運命の歯車は狂い出したのだ。
　そのまま、契約が終了したまま、シエルの魂を喰らえば、今頃、セバスチャンは自由な名を持たない只の悪魔として、次の獲物と契約していたかも知れなかった。
　否、もしその時がきていたとしても、セバスチャンには、シエルの魂を喰らえない事は解り切っていた事だった。
　そもそも、悪魔が魂を喰らう為に、直接、相手に触れずとも、魂を抜き取る事など容易い。
　ハンナがルカの魂を喰らった時の様に・・・
　あれこれ考えながら、律動していると、向き合っているシエルは、不機嫌だった。

　「お前・・・僕を抱いているなら、僕に集中しろ!二度と他所見など許さない!僕だけを見ろ!僕だけの悪魔セバスチャン・ミカエリス!」
　(ああ・・・何て素敵な暴君だろう・・・坊ちゃん・・・)
　セバスチャンはシエルの独占欲にウットリする。
　「私は永遠に貴方のモノ・・・もっと縛って・・・貴方だけのモノにして・・・」
　「イイ子だ・・・セバスチャン・・・僕にだけ従順なら、僕の身体を何度でも好きにしていいぞ!僕はお前を誰にも、奪われたくない。もう二度とこの手を離しはしない!」
　指を絡め、シエルは何度もセバスチャンを求めた。
　「イエス・マイロード」
　「いつだってお前の言葉は一つだけ・・・」
　縛って縛られて、シエルがセバスチャンを縛ったのか?セバスチャンがシエルに縛られるのを望んだのか?
　二人がこれから先どんな結末を迎えるのか、誰にも解らない・・・
　二人さえも、どうしていいのか、解らないのだから・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　FIN
H24.2.26 P10:34
　　　　　 あとがき
　続き書いてとリクエスト頂きましたので、突発SSに引き続き、咄嗟に書いてみました。
　ちょっと暗い感じのセバシエで・・・
　最近の原作凄く萌えますね（*^_^*）
　ネタばれ感想1～3月号まで、全然書いてないので、また今度挑戦しますね（*^_^*）
　毎回、違う表現をしたいのですが、結構、手当たり次第に書いてますので、同じ表現になるかも知れませんが、少しでも楽しんで頂けたら、幸いです（*^_^*）
　今回は、シエルの方がセバスチャンを求める感じですが、セバスチャンも貪欲にシエルを求めるのを目指してみました。
　二人共、不器用で素直じゃないと思います。
　それでも、お互いを求める二人で・・・
　では、また次回の小説でお会い致しましょう（*^_^*）

[2012/02/26 22:55] | 悪魔企画 | トラックバック(0) | コメント(0)

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