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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「第一戦 セバスチャン VS フィ二アン 」
 PCの調子が悪いのと、眠気で途中までの更新で済みません。
 微妙なHですので、ご注意を・・・
 少しでも楽しんで頂けたら、幸いです(*^_^*)
 この後、TLにて、少し出来たらリプに向かいます。
 


      「第一戦 セバスチャンVS フィニアン」
 「オカルト映画鑑賞Ⅰ」
 
 シエルは何時になく不機嫌だった。
 それは傍らに控える執事セバスチャンのせいだと言う事は、明白だった。
 「コンコン・・・」
 控え目なノック・・・
 「入れ!」
 シエルは威厳があり、尚且つ、怒りに満ちた声で返事をする。
 ドアから入ってきたのは、使用人達だった。
 「坊ちゃん、お呼びになりましたか?どの様な御用件でしょうか?」
 先代の執事であり、シエルのじいやであったタナカが、お伺いをたてた。
 使えないと自覚している他の使用人達は、当主であるシエルから頼られる事などなく、呼ばれたのは、叱られるとしか思っていないからだ。
 「そんなに固くならなくていいぞ。別にお前達を怒るつもりなど、ないからな。お前達に頼み事したかっただけだ。お前達には、このセバスチャンと戦って、こいつをギャフンと言わせて貰いたいだけ・・・」
 言い淀み、シエルはセバスチャンを睨みつけた。
 セバスチャンは只、苦笑するしかなかった。
 シエルの口から、自身の非をさらけ出されるのは、悔しい。
 しかし、昨夜のやり取りでは、致し方のない事だろう。
 話は昨夜に戻る。

 シエルの寝室のベッドに二人はいた。
 激しく抱かれ、セバスチャンの白濁を最奥に注ぎ込まれ、ぐったりするシエル。
 最近のセバスチャンは、シエルを抱く頻度が多くなっていた。
 契約した当初は、只の『クソガキ』だった存在が、『愛しい人』になったのだ。
 悪魔であるが故の、身を焦がす様な、激しい恋・・・
 人とは、到底相容れぬ存在である自分を受け入れ、嬌声をあげるシエルは、何処までも愛おしい。
 セバスチャンは繋がったまま、決してシエルを潰さぬ様に、優しく腕に抱く。
 「坊ちゃん、大丈夫ですか?ああ・・・かなり無理させましたね。」
 「自覚があるなら、自重しろ!もう本当にお前は・・・」
 やれやれと溜め息を吐く。
 「ですが愛しい貴方を抱くのに、夢中になっておりましたので」
 サラリと言ってのけるセバスチャンが、憎たらしい。
 
「もうお前は・・・決めた、セバスチャン!使用人達と戦え!僕が欲しいなら奪ってみせろ!使用人達に誘惑される僕を、守り切れば、自由にさせてやる。これは命令だ!」
 「またそんな我儘を・・・宜しいでしょう。私は悪魔で執事。人間などに負ける訳などありませんから・・・」
 二コリと不敵に微笑むセバスチャン。
 そんなやりとりがあり、今に至るのだ。
 
 「お前達を呼んだのは、他でもない。セバスチャンとおもてなし対決をして貰いたいんだ。その中で一番相応しい僕用のおもてなしをした者が、今後、僕の執事だ。」
 使用人達は目を丸くしていた。
 ドジな自分が執事になれて、坊ちゃんのお傍にいられるなんて、夢の様・・・
 「イエス・マイ・ロード」
 セバスチャンの言葉を真似する使用人達。
 「では、まずフィニ貴方から、今夜対決して頂きますよ」
 セバスチャンは使用人を束ねる者。
 たかが人間などに舐められては、堪らない。
 「僕からでいいんですか?セバスチャンさんの仕事とっちゃうかも、知れませんよ?」
 自身ありげなフィニアン。
 シエルと一番年が近いので、どの使用人達より、気さくに話せて、いつも一緒にTVを見ているのだ。
 主ではあるけれど、弟みたいな存在のシエル。
 「構いませんよ。私は坊ちゃんの執事。負ける筈などありませんから・・・」
 セバスチャンとフィニアンは睨みあい、火花を散らす。
 「では、決まりだな。今夜、入浴したら、リビングへ行く。そこで対決するんだ。方法はお前に任せる。明日はタナカで、バルドとメイリンは、どちらか好きな方が、後攻だ。では、下がっていいぞ」
 「「「「失礼しました」」」」
 使用人達が下がると同時に、シエルはセバスチャンに口を塞がれた。
 「ううっ・・・」
 嫉妬しているだろうセバスチャンは、荒々しく、舌を滑り込ませ、シエルの口腔を貪った。
 「何故、貴方は素直になって下さらないのです!私はこれ程貴方を愛しておりますのに・・・」
 シエルを抱き締め、悲痛な声のセバスチャン。
 「だからこそだ。お前とは契約だけの筈だったのに・・・今の僕は弱い。過去に縛られながらも、お前に溺れ、弱くなっていく。それでは駄目なんだ!」
 シエルも悲痛な叫びをあげた。