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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「闇に抱かれて~やみにいだかれて2~」R-18セバシエ
 長編になりそうです。
 これから、益々Hで暴走始めるセバスチャンです。
 苦手な方はお戻り下さいませ・・・
 パスワード上手くいくと良いのですが・・・
 問い合わせ頂いたお嬢様には、少しずつ返信致しております。
 まだの方はメールにてお問い合わせ下さいませ。 

    「闇に抱かれて~やみにいだかれて2~」 
 チュッチュッ・・・
 何度も何度も優しくキスされて・・・
 子供騙しの様なキス。
 しかし、シエルはセバスチャンが変わる瞬間をじっと待つ。
 自分を求め、次第に貪る様なキスをする愛する悪魔になる瞬間を・・・
 失うモノはもう何もない筈だった・・・
 (人を愛する事は、もう僕には、出来はしない。例え、それがエリザベスであったとしても・・・)
 元々、自分の兄の婚約者と定められていた従姉妹・・・
 喘息で、生まれつき弱かった自分は、セバスチャンがいなければ、生きていられなかっただろう・・・
 兄は双子で優しかった。
 檻の中で互いに抱き締めあい、温めあったから、生きていられた。
 彼も同じ気持ちだっただろう。
 双子は互いの心の中まで、理解出来たから・・・
 あの日引き裂かれなければ・・・
 「はっ・・・ああっ・・・」
 セバスチャンの舌がシエルの真っ赤なベリーの様に色づいた果実を嬲る。
 あの時の黒ミサを行った奴らは、自分しか穢さなかった。
 双子であっても、微妙に髪型が違うから、慣れれば、自分達を見分ける事すら可能だろう?
 でもそれは、身内だけの筈だった・・・
 しかし、彼らは、正確に自分達を見分けていたと言う事になる。
 仮面の下の真実・・・
 全てを灰にした今では、どうでもいい事・・・
 今は、セバスチャンに抱かれていられればいい・・・
 『シエル』の名前を呼ばれるが、本来の名前を知っているのは、セバスチャンだけなのだから・・・
 『セバスチャン』の名前を与えた僕の悪魔だけ・・・
 「もう・・・そんな所ばかり舐めて・・・」
 過ぎる悪魔の性技に、シエルは陥落寸前だった。
 「では、何処を舐めて差し上げれば?」
 「一々、言わせるな!口に出さずとも、解かりきってる事だろう・・・」
 毎回、いやらしい事を敢えて言葉で紡がせる悪魔セバスチャン。
 
「ですが、貴方が私を欲しがって下さる言葉が聞きたいのです。いつも私ばかり貴方を求めているだけの様な気がして・・・」
 まるで女が、つれない恋人に抗議している様だとシエルは思う。
 悪魔がこれ程、繊細な心を持つとは・・・
 認識不足だと思う。
 「お前・・・面倒くさい・・・数え切れないくらい人を騙したお前が、それを言うのか?僕との事だって退屈しのぎだろう?まぁ、ここまで悪趣味だったとは、思わなかったがな・・・」
 シエルはクスクス笑う。
 自分の真実を・・・
 真の名前を知ってるのはセバスチャンだけ・・・
 まぁ、じいやだったタナカは薄々気付いている筈だが・・・
 「酷い言われ様ですね?男と言うモノは、そんなモノなのですよ・・・愛する人に自分を曝け出して、求めて欲しいのです・・・」
 真剣な顔のセバスチャン。
 子供のシエルには、そんな男の心情など理解出来ない。
 この先、生き永らえて、女性と肉体関係を持つ事など有り得ない。
 そんなの目の前の悪魔が許さないだろう・・・
 独占欲の強い悪魔は、執拗な婚約者のシエルに対する態度に次第に苛立ちを覚える様になったから・・・
 自分にとっては虫けらである人間に散々穢され、陵辱されたシエルを思い、性的な誘惑をする筈の悪魔だったのに、中々手を出せなかった。
 プライドが高いのと、自分を嫌っているのが解かっていたから・・・
 しかし、シエルが嫌うのは、セバスチャン自身ではなかった。
 神を呪うから、同格である悪魔が嫌いなのだと・・・
 人である自分が悪魔を使う事のリスクをこの主は正確に理解していた。
 過ぎた望みは、自身を破滅させる事も・・・
 思考の波に陥り、愛撫がおざなりになる悪魔に、シエルは焦れた。
 「もう・・・そんなに興味ないなら、相手してやらないぞ?」
 「申し訳ございません・・・貴方と出会った日を思い出していて・・・」
 セバスチャンは、誤魔化していた。
 シエルの機嫌を損ねたら、一ヶ月でも二ヶ月でもお預けを喰らうのだから・・・
 そんなの我慢出来ない。
 変な夢を見たせいもあるのだから・・・
 しかし、セバスチャンは気付かない。
 夢の影響が、自身に出始めている事を。
 遠い遠い昔の過去の記憶が、自身を蝕み始めている事に・・・
 「はっ・・・ああっ・・・」
 どれ程の時間がたっただろう?
 慎ましい蕾を解されて、舐められて、グズグズに蕩けたソコに、セバスチャン自身を受け入れて・・・
 昂ぶったソレは、凶暴で何度も何度もシエルを犯す。
 理性を無くした獣の様に・・・
 「もう・・・セバス・・・らめぇぇぇ・・・」
 何度も、拒絶と言うより感極まったシエルの喘ぎが漏れる。
 それでも、一向に開放されず、揺さぶられ、身体はバラバラになりそうで・・・
 「・・・くぅ・・・」
 気を失う前のシエルに締め付けられて、セバスチャンは、再奥に白濁をぶちまけた・・・
 ハァハァ・・・と荒く息をするセバスチャン。
 ぐったりとしたシエルに気付き、青くなるセバスチャン。
 「坊ちゃん?・・・坊ちゃん!!!」



 「と・・・言う訳で、坊ちゃんは今日はお休みされます。お熱が高いので、私がつきっきりで看病しますので、貴方達は暫く寝室には近づきません様に・・・」
 機嫌悪そうな黒い執事は不機嫌そうに、言う。
 「「「ハーイ」」」
 言葉だけは、明るく、しかしビクビクとする使用人達。
 「では、大人しく大人しく各自の持ち場につきなさい!!!」
 お決まり台詞で、場を締めるセバスチャン。
 しかし、それだけでは終わらない。
 いつの間に持ってきたのだろう?
 否、それを持っている事すら知らなかった。
 スラッ・・・
 凶暴な輝きを放つソレを首に突きつけられて・・・
 「貴方が坊ちゃんのモノである以上、私は手を出せません。ですが、私はあの方の元じいや・・・使用人としてでなく、彼を教育した者として、貴方があの方を脅かすモノと判断したら、断罪致します。その覚悟はおありかな?悪魔セバスチャン・ミカエリス!」
 セバスチャンの首に突きつけられたのは、真刀だった。
 勿論そんな物で悪魔を殺せるとは思ってはいないタナカだが・・・
 「妖刀ムラマサですか・・・厄介な刀をお持ちだ・・・勿論、私は坊ちゃんに使える忠実な悪魔ですから・・・」
 「それならば良いでしょう。私はこれで貴方の命を奪えるとは思ってはいません。貴方はそんなヤワな存在ではないでしょうから・・・しかし、坊ちゃんの為ならせめて一矢報いたいのですよ。最も、あの方を失って困るのは、貴方が一番でしょうが・・・」
 (流石は先代の狗・・・彼は人間なのだろうか?)
 自分の心を読む事も、シエルとの間の肉体関係すらも知られてる気がする。
 シエルを失う恐怖は昨夜散々、味わったのだ。
 夢の影響か?
 シエルが壊れる程に抱き、精気を奪い、失神させてしまった。
 以前の様に、快楽に溺れさせた訳でなく、純粋に餌として、貪り喰らった訳で・・・
 パチン・・・
 「では、私はこれで・・・くれぐれも坊ちゃんを頼みましたよ、セバスチャン」
 真刀を鞘に納め、その場を後にするタナカ。
 セバスチャンはそんなタナカの後姿に深くお辞儀していた。
 執事として、自分より格上である家令に礼をとつて・・・
 悪魔である自分を殺せるのには、デスサイズか、悪魔の剣でなくては、不可能だろう。
 しかし、タナカの想いが自分を殺せないまでも、多少なりとも、力を奪う事は可能だろう。
 それ程に、タナカとシエルの絆は強いから・・・
 「坊ちゃん・・・」
 セバスチャンは思う。
 自分は何故シエルを愛してしまったのだろう・・・
 脆弱な少年・・・只の餌だった存在に・・・
 深く心奪われて・・・
 もう、引き返す事など出来ない程に・・・
 『セバスチャン・・・』
 シエルが呼ぶ声が微かに聞こえる。
 「今、参ります、坊ちゃん・・・」
 シエルに謝まろう・・・どんなに拒絶されたとしても・・・
 許してくれなくても・・・
 運命の歯車は動き出す・・・
              3に続く・・・
            H25.1.6 A10:16
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