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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「闇に抱かれて~やみにいだかれて7~」セバシエ焦らしプレイ、エロなし
 やっと続きが書けました。
 今回は焦らしプレイでエロなしで・・・
 次回はがっつりH
 

「闇に抱かれて~やみにいだかれて7~」
 セバスチャンの姿が消えてから、ファントムハイヴ邸に忍び寄る黒い影・・・
 「やっと行きましたか・・・」
 「そのようみたいっスね・・・案外、悪魔も単純っスね・・・」
 ウィリアムとロナルドだった。
 「あの害獣が無事に戻れなかった時、あの主を守らねばなりません。行きますよ、ロナルド・ノックス」
 「ヘ~イ、しかし、ウィリアム先輩・・・なんであの坊やを守るんですか?悪魔と契約した少年ですよ?」
 「私には解かりません・・・それが上からの指示なのですから・・・」
 「ではちゃっちゃっと済ませちゃいましょう・・・」
 二人は屋敷へと消えて行く・・・
 シエルの寝室へと・・・
 「グレル、コキュートスからそんなに早く戻れないだろうなセバスチャン・・・」
 「ア~ラ?珍しく弱気なのね・・・フフッその方が年相応で可愛いわよ♥ウ~ン何とも言えないわねぇ・・・悪魔であるセバスチャンは貴方って言う契約者から離れたら自由だからね。それにウィルからこっそり資料を見たから、詳しくは何とも・・・」
 「兎に角、礼を言う。お前が教えてくれなかったら、夢の解明の糸口が掴めなかったから・・・あり・・・が・・・とう・・・」
 「やだっ・・・アンタらしくもない・・・でも嬉しいわ♥」
 シエルは貴族として育てられてきた。
 上からのモノ言いは治らない。
 セバスチャンが伯爵として相応しい様に、徹底的に躾ただけでなく、シエルの持って生まれた気質の様なもの・・・
 高貴な血筋・・・
 上に立つ者としての傲慢さ・・・
 悪魔であるセバスチャンに取っては、それはスパイスとなり、歓喜を呼ぶ。
 しかし、死神であるグレルに取っては、鼻持ちならない只のガキに過ぎぬだろう・・・
 照れながら言うシエルの顔は、グレルに取っては、不思議な感覚を齎した。
 セバスチャンに命令する主としてのシエルは、偶に、年相応な表情を見せるのだ。
 もっともセバスチャンしか、知らなかったのだが・・・
 「アンタ・・・可愛い顔するじゃない?セバスチャンにだけ見せてたんでしょうけど・・・もっと素直になればいいのに・・・」
 「それじゃ駄目なんだ・・・お前は死神だから、僕の過去なんて全部知ってるだろう?隠すのは無駄だろう・・・僕は復讐の為に生きてるんだから・・・」
 「アンタって可哀想ね・・・ガキは復讐なんて考えなくても良いのに・・・でも、セバスちゃんなら必ず、貴方の望み叶えてくれるでしょうね」
 その時だった・・・
 コンコン・・・
 シエルとグレルは顔を見合わせた。
 前世がシエルの命を奪う為に、動いたのかも知れない・・・
 無言でシエルが頷くと、グレルがドアの方へ向かった・・・
 いつでも、デスサイズは出せる様に構えて・・・
 カチャッ・・・
 ベッドの上のシエルに緊張が走った・・・
 「!!!」
 グレルの驚きは、相当なモノだった・・・
 その隙に、二人の人物が、寝室に滑り込む。
 「!お前達は・・・」
 シエルも驚く。
 ウィリアムとロナルドだったからだ。
 つまりは、グレルの行動は、バレていた訳で・・・
 「っ・・・そう言う事かっ・・・」
 頭脳明晰なシエルは瞬時に悟る。
 グレルが資料を盗み見れたのではなく、ウィリアムが意図的に、グレルでも見れる様に仕向けたのだと・・・
 「流石は、シエル・ファントムハイヴ・・・私がわざと資料を見せる様にしたと、気付きましたか・・・」
 「お前の目的は、セバスチャンを引き離す事かっ!」
 バッ・・・
 「ダメよ、この子には手を出させない!セバスちゃんとの約束なんだから・・・いくら貴方でも魂を奪わせないわよ!」
 グレルは、臨戦態勢に入る。
 (どの道、僕はお前のいない時、命を奪われると言う事か・・・セバスチャン!!!)
 声にならない絶望に襲われるシエル。
 しかし、ウィリアムの言葉は、意外なものだった。
 「勘違いしないで頂きたい。確かに、あの害獣を引き離すのを目的にしましたが、貴方には生きていて、貰わなければならないのですよ。事の成り行きを見守る為にも・・・」
 二人はウィリアムの手元を良く見てなかった。
 ロナルドを伴い、ウィリアムは、部屋の中央へ進む。
 壁の傍にテーブルを移動させると、手元にあった物を置いた。
 大きな球体の水晶だった。
 輝き出すと、壁に映像を映し出す。
 移動し、コキュートスに向かうセバスチャンだった・・・
 「セバスチャン!!!」
 シエルは、力の限りその名を呼ぶ。
「無駄ですよ、貴方の声は、もう届かない。彼が以前の彼と同じで戻るか見ものですね。」
シエルとグレルは愕然とする。
つまり、シエルの命を奪う前世は、セバスチャンなのか!!!
夢の中のセバスチャンと同化して帰るのが、ウィリアムには、解っているのか?
「あいつを見縊り過ぎだ。奴はセバスチャン・ミカエリスは悪魔でも僕の執事・・・そんな前世に囚われて、変わってしまう様な柔じゃない!」
「では、良くご覧なさい・・・あの害獣の本性を・・・これからどんな事が行われるか・・・子供には、刺激が強いでしょうが、地獄を見てきた貴方なら、大丈夫でしょう・・・」
水晶が益々、輝く。
セバスチャンの姿を映像いっぱいに映し出す。
コキュートスの氷塗れの道を走ったり、時にはジャンプして、最奥へと進む。
洞窟に辿り着き、その中に入っていく。
まるでセバスチャンの帰還を待つかの様に、松明に火が灯っていく。
道案内するかの様に・・・
そこにあったものは、巨大な氷の塊。
その中に、何やら人物が入っている様な・・・
その人物を覗き込み愕然とするセバスチャン。
何故なら、夢の中の少女だったからだ。
分厚い氷に遮られても、その髪の色は、紛れもない夢の少女だった・・・
金色に輝く長い髪。
でも、面影が誰かに似ていた。
「坊ちゃん・・・」
そう、その少女は髪の色は金色だったが、目を閉じた顔はシエルそのもの・・・
シエルは、この少女の生まれ変わりだったのだ・・・
その映像は、シエルをも驚愕させた。
「僕達は・・・前世でも・・・」
この場合、二人は夫婦だったと言う事なのだが・・・
「あの害獣と貴方は夫婦だった様ですね・・・でも前世は貴方の魂が欲しいのですよ。彼女が完全に蘇る為に・・・」
 「だから、セバスチャンは悪魔に転生したのか?僕の魂を喰らう為に・・・」
 シエルの魂を食べて、過去のシエル自身を取り戻す為に、悪魔に転生したセバスチャン。
 しかし、それならば、セバスチャンの前世とは?
 四人が考え込んでいた間に、氷の柩から黒い塊が飛び出し、セバスチャンに吸い込まれていった。
 「セバスチャン!!!」
 シエルはその瞬間を目撃していた。
 愛しい恋人が崩れ落ちる姿を・・・
 「ついに始まりましたね、前世がこの世に蘇る為に、害獣の身体を乗っ取ったのでしょう・・・」
 分厚い氷がピシピシと音を立てて、崩れていく・・・
 ガラガラと氷の柩が崩れ去っていく。
 冷気が立ち込め、セバスチャンを覆い隠す。
 「私はこの世に再び蘇った・・・貴方との愛を貫く為に・・・」
 彼女は気を失ったセバスチャンに、優しげな瞳を向けた。
 「まさか・・・あの黒い塊はセバスチャンの前世の魂なのか?」
 「正解です。本当は、その魂を回収するのが目的だったのですが・・・無駄に終わるでしょうね・・・」
 「ああ・・・セバスチャンは悪魔だからな」
 シエルとウィリアムは同意見だった。
 グレルとロナルドは、事情が飲み込めず、まごまごしている。
 「何?どう言う事なの・・・アタシ解らないわっ」
 「その内に解りますよ」   8に続く・・・H25.2.12 P11:35
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