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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「闇に抱かれて~やみにいだかれて9~」R-18セバシエ
 大変お待たせしました(*^_^*)
 久々の更新です。
 ついにセバシエの過去が判明しました!!!
 原作のイメージが崩れて嫌なお嬢様はここまで!!!
 大丈夫なお嬢様だけどうぞ♥
 設定が二転三転で、アレアレ言いながらの更新です((+_+))
 突っ込み所満載でしょうが、そこはスル―で(*^_^*)
 では、少しでも楽しんでいただければ、幸いです( ^)o(^ )
 

       「闇に抱かれて~やみにいだかれて9~」 
 『やはり僕のセバスチャンだ・・・』
 前世のセバスチャンが力を持っていたとしても、何世紀もたっているのだ。
 悪魔のセバスチャンに魂を食われてしまうのは、当たり前・・・
 しかも、いまだにシエルとの契約が完了せず、空腹状態だから、勿論の事、自分からセバスチャンに飛び込んで、身体を支配しようとしても、無駄な事・・・
 完全にセバスチャンに飲み込まれ、力となってしまったのだ。
 『流石は○・・・魂の味も格別ですね。しかし、ここは大人しくじっくりと・・・坊ちゃんから引き離された報復はして差し上げませんと・・・例え、坊ちゃんの前世であろうと、彼女は私の坊ちゃんではないのですからね・・・』
 だから、セバスチャンは悪魔なのだ。
 「どんな気分です?自分のモノが穢されるのは?」
 グレルとロナルドはギョッとした。
 シエルに問い掛けたのは、あのウィリアムだったから・・・
 「お前・・・意外と意地悪なんだな・・・ああ・・・サーカスでの事を根に持っているのか・・・」
 シエルはフゥッと溜息を付いた。
 意地悪で陰険で・・・
 人間の魂を冷酷に狩る死神・・・
 悪魔であるセバスチャンと大差ない存在・・・
 人間であるシエルにとっては・・・
 「別に・・・そんな訳では・・・只、興味があるだけですよ。脆弱な存在の貴方があの害獣を従えて使役し、今も生きていられる不思議な現象に納得しただけですから。前世が繋がっていたからこその貴方達なのでしょうから・・・」
 そんな時だった・・・
 「うっ・・・う~ん・・・」
 セバスチャンは、今気付いたフリをした。
 意識を乗っ取られかけ、一時とは言え、気を失わされた失態を主の前に晒しただろうから・・・
 報復を・・・
 「気が付いたのね、ハデス!!」
 少女は叫んだ。
 「ハデスだと・・・では僕は、ペルセフォネーだったのか・・・」
 大地の女神デメテルが、兄弟である全能の神ゼウスに犯されて、産み落とした娘ペルセフォネー・・・冥府の王であったハデスは本当は長兄であった。
 母が末の弟であったゼウスだけを愛し、神の王に据えた為、冥府の闇に堕とされた哀れな神・・・
 ハデスだけが、父譲りの黒髪だったから・・・
 次男のポセイドンは銀色の長く美しい髪を持ち、美しい若者だったが、心は醜く、兄と弟を争わせる為には、どんな手も使った。
 その為、ペルセフォネーはハデスを殺そうとしたゼウスの手に掛り、亡くなり、ハデスは自分の命と引き換えに、ペルセフォネーの肉体を現在まで維持したのだ。
 自分の肉体は消滅したが、セバスチャンとして転生を果たした。
 今こそ二人の悲願を果たす時・・・
 再び、肉体と魂を取り戻し、愛し合う為に、シエルとセバスチャンを生贄にする為に・・・
 「待っていてハデス・・・もう少しよ・・・この身体は今貴方のモノ・・・この身体で私と再び結ばれた時、貴方とセバスチャンの魂と肉体は、完全にハデスになる・・・」
 「無駄な事を・・・どう足掻いた所で、既にハデスの魂はセバスチャンに食われた・・・命すら掛けた所で、過去は取り戻せない・・・失ったものは二度と取り戻せないのに・・・」
 シエルは哀れな前世の自分に、冷たい視線を送っていた。
 前世の悲願は、ハデスの肉体が消滅した時に、狂ってしまったのだ。
 ハデスは神だった。
 魂は 1つでも、命は5つあるのだ。
 ペルセフォネーの肉体を維持する為に、1つ使い、自分とペルセフォネーの魂の代用として2つ使った。
最後の2つで、自分とペルセフォネーの肉体の転生を果たした。
 しかし、もう魂はないのだ。
 肉体を維持する為の命1つだけ・・・
 しかし、今のセバスチャンは急速にエネルギーを必要としていた。
 早く、シエルの元に戻る為に・・・
 「ひっ・・・いやぁぁぁ・・・」
 シエルは顔を背けた。
 自分達を犠牲にしようとした彼らが哀れで・・・
 「いやっ・・・何よこれ・・・」
 グレルも絶句していた。
 「まったく・・・だから害獣だと言うのですよ・・・」
 ウィリアムは、吐き捨てる。
 奪われたのなら、取り戻せばいい・・・
 そうセバスチャンは自分の性器に喰らい付く、シエルの前世のペルセフォネーから、奪い取ったのだ・・・
 動かせぬ自分の身体の糧として、精気を・・・
 「なっ・・・何でハデス・・・貴方・・・」
 ガッ・・・
 「細い首だ・・・いかに貴女が坊ちゃんの前世だとしても、あの方ではない・・・私達を弄んだ報復は存分に変えさせて頂ますよ・・・坊ちゃん見ないでいただけますか?固く目を閉じて・・・」
 セバスチャンはシエルに伝わる様にと、契約印にキスをする。
 途端に輝き出す、契約印・・・
 「あっ熱い・・・」
 シエルの右目も呼応していた。
 「セバスチャン早く戻れ、命令だ!」
 「イエス・マイロード!」
 二人の意識が繋がる・・・
 二人の契約印は、紫の光に包まれて・・・
 「な・・・ぜ・・・なの・・・只、ハデスと・・・愛する人と幸せになりたかっただけなのに・・・未来の私達が邪魔するなんて・・・こんな醜くて・・・」
 ペルセフォネーは、セバスチャンに精気を吸い取られ、若さを無くしていたのだ。
 自慢の金髪は色褪せ、肌の艶は無くなり、老いさらばえて・・・
 「私の邪魔をするからですよ・・・奇妙な夢を見させ、私の心の隙を付き、坊ちゃんの魂を奪おうなんて・・・ハデスの命を坊ちゃんの肉体として使っても、あの方の魂は何れ私のモノ・・・誰にも渡しはしない・・・さようなら・・・哀れな貴女・・・」
 今のセバスチャンが愛したのは、ペルセフォネーではないのだ。
 ハデスの想いが、彼女自身を作り出したとしても、それは紛い物・・・
 偽者でしかない。
 例えハデスが自分の命を変換したものであっても、今のシエルは過去のペルセフォネーではないのだ。
 過去は二度と、取り戻せない。
 「ああ・・・ハデス愛しているわ・・・」
 涙を流しながら、ペルセフォネーは、セバスチャンに精気を全て吸い取られ、塵となって消えて行く・・・
 「坊ちゃん・・・今お傍に戻ります・・・」
 黒い霧が全裸のセバスチャンを包み込む。
 シエル達が見ていた映像が途切れ、水晶を逆に利用してセバスチャンが現在に現れた。
 「セバスチャン!!!」
 セバスチャンによって、床についていた筈のシエルは、駆け寄っていた。
 そんなシエルを優しく抱き留めるセバスチャン。
 「坊ちゃんただいま戻りました。お見苦しい姿を晒しまして、申し訳ございません・・・こんな私ですが、まだお傍に置いて下さいますか?」
 「もち・・・ろんだ・・・今更、離れ様だなんて・・・ゆる・・・さない・・・」
 シエルはセバスチャンの胸から、顔を離せないでいた。
 セバスチャンには、ばれているだろうが、涙が止めれないのだ。
 塵と消え去ったペルセフォネーと同化したのだろうか?
 否、ペルセフォネーの魂は、ハデスと共に、既にセバスチャンの腹の中だった。
 では何故、シエルの魂をペルセフォネーに戻そうとしたのか?
 実は、ハデスはペルセフォネーの魂を2つに分けたのだった。
 ペルセフォネーの肉体を維持する為に、自分の命と魂を使っても、それは既に別人となってしまう。
 ハデスの想いだけで、作られた感情のないモノに・・・
 人の世に送り出し、いつか再び愛し合う為に、ペルセフォネーらしさを取り戻せる様に・・・1つの魂を開放したのだ。
 それが、仇になるとは・・・
 飢えた悪魔のセバスチャンには、ハデスの魂も、ペルセフォネーの魂も只の餌でしかない。
 だから悪魔なのだ・・・
 「さぁ・・・貴方はシエル・ファントムハイヴの元に戻れたのです。これ以上何も要らないでしょう・・・返して下さい。二人の魂を・・・そうすれば、今度こそ、貴方達は誰にも、邪魔される事は無いでしょうから・・・」
 「ええ・・・お返ししますよ・・・そしてきちんと天界で管理して下さいね。もう二度と、あんな想いはごめんです・・・」
 セバスチャンは言いながら、自分の胸に手をめり込ませていた。
 シエルは不思議な感覚を共有していた。
 温かい様な不思議な感覚・・・
 ズルリ・・・
 セバスチャンの手に握られていたもの・・・
 金と黒に輝くもの・・・
 ペルセフォネーの魂とハデスの魂・・・
 「これはきちんと我々が管理します。では、御機嫌よう・・・」
 心の篭らない礼だけして、ウィリアムは踵を返す。
 「ちょっと待ってよ、ウィリアム!」
 「先輩、置いて行かないで下さいよ~」
 二人は慌てて駆け出した・・・
 「ああ・・・セバスちゃん御機嫌よう~」
 チュッと投げキスを投げるグレルのキスを軽くかわすセバスチャン。
 「ああ~ん、冷たいんだから、そこがいいんだけどね・・・」
 グレルは食い下がりたいが、ウィリアムの手前、そそくさと去るしかなかった。
 「坊ちゃん・・・お待たせしましたね・・・さぁ・・・お顔上げて・・・」
 セバスチャンは、シエルの髪を優しく撫でていた。
 「煩い!それより、風呂へ行くぞ!」
 「お風呂へ?何故ですか?」
 「いいから!お前も一緒に入るんだぞ、これは命令だ!」
 「何だかよく解かりませんが・・・御意・・・」
 セバスチャンには、シエルの意図が解からない。
 人でない限り、シエルの心情など理解出来ないだろう・・・
 しかし、直ぐに理解する事となった・・・

 「いっ・・・痛い・・・です・・・いくら悪魔だからって・・・そこは・・・」
 「だって・・・あの女が・・・」
 セバスチャンはシエルの意図を理解した。
 シエルはスポンジにバスソープを多量に付けて泡立て、セバスチャンの性器をゴシゴシと洗い出したのだ。
 いくら、セバスチャンが不死身に近いとは言え、そこは人間の男となんら変わらない。
 例え、切り落とされたとしても、生えてくるかも知れずとも、痛覚はあるのだ。
 「坊ちゃん・・・」
 セバスチャンは堪らずシエルを抱き締め、口付け田た。
 「ちょっ・・・まだ洗って・・・んんっ・・・」
 抗議の声は、セバスチャンに唇を塞がれて、続かない。
 チュッチュッ・・・ピチャ・・・
 何度も交される口付けは、深く激しくなってくる。
 シエルは頭が溶ける様な感覚に支配されていく。
 『誰も悪魔の誘惑に勝てはしない・・・例え僕でも・・・』
 シエルはまだ子供・・・
 いかにセバスチャンに抱かれ慣れ、快感に支配されても、心までは渡さない。否、渡せないのだ。復讐に生きると誓った時から・・・
 何れ、セバスチャンに魂を捧げ、食われ、いつか同化する最後の時まで・・・
 僕は僕であり続ける・・・
 深くなるセバスチャンのキスに身を委ねても、シエルはシエル・ファントムハイヴであらねばならぬ。
 更なる口付けは、ほんの少し、シエルの理性を奪い取っていく・・・
              10に続く・・・
         H25.3.2 P3:22
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