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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「闇に抱かれて~やみにいだかれて6~」セバシエ
 少し進んだでしょうか?
 行き成り、急展開です・・・
 後少し、お付き合い下さいませ( ^)o(^ )

 「闇に抱かれて~やみにいだかれて6~」 
 セバスチャンは夢が気がかりだった。
 自分が見た夢とシエルの見た夢が一緒だった事と、シエルの精気を貪り喰らった時の気になる夢が・・・
 自分は淫魔でも、肉食を主とするグールでもないのだ。
 そんな下級な悪魔が足元にも及ばない程の高位な悪魔なのだ。
 精気を奪う事も、シエルの首に牙を突き立てる事など有り得ない。
 最後に命を奪うとしても、すぐ絶命する様にし、シエルを苦しませたりはしない筈。
 魂を食うまでの一時凌ぎとして、何度も、シエルを抱いた。
 それは、自然の成り行きだった。
 シエルは悪魔関連の書物を読み、何れセバスチャンとそうなるだろうと覚悟していたからだった。
 契約した以上、最低限の餌は与えなければ、何れ見限られるだろうと気付いてた。
 もっとも、セバスチャンはシエル程、幼い主は初めてで、そんな気持ちはさらさらなかったのだが・・・
 シエルの身体から発せられた甘い芳香に吸い寄せられるかの如く、いつの間にか、肌を合わせる様になっていた。
 シエルの過去の凌辱を塗り替える為だけの行為だった筈なのに、溺れたのは自分だ。
 悪魔には、心がない。
 否、あっても悪魔はそれが何か気付かないだけなのだ。
 スースーと寝息を立てている主・・・
 「では、坊ちゃん・・・ゆっくりお休み下さいね・・・」
 シエルの命令通りに、部屋を退出するセバスチャン。
 本当はいつまでも傍にいたい・・・
 それは叶わぬ事。
 契約が終われば、命を奪い魂を喰らわねばならぬ。
 それが契約だから・・・
 セバスチャンの方が、契約を反古にし、魂を奪わずに、永遠に共に暮らしたいと思っているのだが・・・
 シエルは、そんな事望まないだろう・・・
 何処までもすれ違う二人の心・・・
 それが夢のせいだと、まだまだ気付かない二人・・・
 「ハア~イ!お元気?セバスちゃん!」
 バキッ!
 赤い死神はセバスチャンの鉄拳で、はじけ飛んだ・・・
 「いっ・・・たぁい・・・いきなり何すんのよぅ・・・」
 「私は坊ちゃんの忠実な僕・・・坊ちゃんの大切なお身内を葬った輩を掃除しただけですが?」
 ニコリと微笑むセバスチャンは凶悪だった。
 「もう・・・せっかくワタシが素敵な情報を提供してあげようと思ったのに・・・教えて欲しかったら、ここにキス・・・」
 唇を付き出すグレル。
 「永眠なされたいなら、御別れにして差し上げても、宜しいのですが?」
 「ノンノン・・・解ったわよ・・・もうケチなんだから・・・減るもんじゃないのに・・・」
 「勿論減りますよ。貴方は神ですからね。何か穢された感じがしますから、貴方としたら、坊ちゃんに出来なくなりますから・・・」
 「もうイケズ・・・人をバイ菌扱いなの?そんな冷たい所が萌えるわ~いいわ、教えてあげる。貴方、坊ちゃんを殺しかけたでしょう?二人共、同じ夢を見たりしてない?」
 「何故それを・・・」
 「死神だからね・・・もっともウィルの資料をこっそり見たのだけど・・・貴方達の過去は繋がっていて、前世が関与して、貴方達の破局を狙っているらしいのよ・・・理由までは、解らないけれど、このまま放置してれば、貴方は確実に坊ちゃんを殺すでしょうね」
 「前世の関与ですか?そんな訳の解らない存在に、邪魔されては堪りませんね・・・回避する方法は?」
 「貴方はコキュートスへ行かなければならないのよ。そこに行けば謎が解けるとか・・・でも、貴方が離れたら、前世が坊ちゃんの命を奪う為に、動く可能性があるつて資料に書いてあって・・・」
 「だったら、貴方が坊ちゃんを守って下されば、宜しいのですよ・・・」
 「そっ・・・そんな・・・ワタシだって仕事が・・・ウィルに資料見たのバレちゃうし」
 「貴方が教えて下さらなかったら、こんな素晴らしい情報は解らず仕舞いでした・・・感謝しています、ねぇ、グレルさん・・・」
 セバスチャンはグレルの手を握っていた。
 これには、流石のグレルも顔を真っ赤にして
 「わっ・・・解ったわよ・・・しっ・・・仕方ないんだからね・・・」
 単純でお人よしな死神グレルであった。
 「と・・・言う訳で坊ちゃん・・・私はコキュートスへ、行って参ります。そんなにお待たせ致しませんが念の為、彼を護衛につけておきます。暫し、貴方の傍を離れます事を御許し下さいませ」
 「んっ・・・前世の関与などハタ迷惑もいい所だ・・・早く帰って来い!」
 「イエス・マイロード」
 セバスチャンの後ろ姿をシエルは不安な気持ちで見つめていた。
 何だか、セバスチャンがセバスチャンでなくなりそうで・・・
 主である以上、威厳は保たなければならない・・・
 グレルは何も知らないのだから・・・
 セバスチャンに心奪われてしまったから、悲しむ顔は見たくなかった。
 只の親切心で、資料の存在を教えてしまったグレル。
 前世がその好機を逃さない事すら、誰も気付かない。
 魔界の最果の地コキュートス。
 セバスチャンに取っての懐かしい故郷・・・
 再び、足を踏み入れるとは、思わなかった・・・
 運命の歯車が動き出す・・・
 セバスチャンとシエルの運命を狂わせ様と・・・
            7につづく・・・

        H25.2.5    P10:16
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